1月31日のおしゃべりclub Bで扱った話題は以下の通りです。
超高層ビル
アフリカというと大自然や野生の動物のイメージですが…
南アフリカの首都Johannesburgにアフリカ一高い超高層ビルが建設されました。
the Leonardo という名のこのビルはわずか11マイル離れたところにあったthe Carton Centreより11メートル高い、高さ234メートルのビルで、南アフリカ、ひいてはアフリカ大陸全体の威信をかけた超高層ビルだそうです。
もちろん、Johannesburgはアフリカの中でも大都会ですから、こういった建築物が次々と建設されても不思議はありませんが、その目的は何でしょう。実利上の目的も当然ありますが、参加者の意見によると
They want to show their pride to the world.
(自分たちのプライドを世界に示したい。)
It shows that they have developed enough to build such a sophisticated structure.
(そんなに高度に洗練された建築物を造れるほど、自分たちは発展したんだということを示している。)
ということです。そうなると超高層ビルを張り切って建てる国々は先進国よりむしろ現在発展しようとしている国々かもしれません。
調べてみるとその通りで、高さで世界上位10位に入る超高層ビルのうち5棟が中国に属し、それ以外はアジアや中東などの国々で、西洋諸国ではアメリカのOne World Trade Center(世界貿易センターの跡地に作られたビル)しか入っていません。
振り返って我が国日本には商業ビルとしての高層ビルもありますが、いわゆるタワマン(high-rise condominiums)に人気があります。これも個人レベルでのプライドの現れでしょうか?それもありそうですが、
High-rise condominiums are very convenient. Typically various facilities including grocery stores and hospitals are close to them, so you can do almost anything without using public transportation.
(タワマンはとても便利だ。たいてい食料品店や病院などさまざまな施設が近くにあるので、公共交通機関を使わずに何でもできる。)
という意見が出ました。コロナ禍でこれは大きなメリットです。 また高齢化社会(graying society)の日本では、このように便利な複合施設(complex facility)の需要は高まるかもしれません。