【まとめ】2020年度通訳ガイド1次本試験に関するツイート日本歴史編 | CEL英語ソリューションズのブログ

CEL英語ソリューションズのブログ

CEL英語ソリューションズの最新情報をご案内します

今年2020年度の通訳ガイド1次本試験では試験問題の持ち帰りが禁止となりました。
そこで、当校の江口裕之が受験生の皆さんからの情報をもとに通訳ガイド1次試験問題についてツイートをいたしました。

本ページでは、その内の英語試験に関するツイートをまとめました。

 

なお、複数の受験生の皆さんからの証言(情報)をもとにコメントしておりますため、
実際の試験問題(の表現)と異なる点もあるかと思いますので、ご了承ください。
 

■2020年度通訳ガイド1次試験<日本歴史>ツイート編■

歴史問題です。

設問順は不明なので、判明した順にツイートします。

 

■江戸幕府3代将軍は家光で、江戸時代は、15代将軍慶喜まで、260年間続きました。寛永寺に眠っているのは吉宗です。

■赤穂藩は播磨国、赤穂事件が起こった時の藩主は浅野長矩、藩の取り潰しのことは改易と言います。

■1950年代に、三種の神器と呼ばれる家電製品は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機。1964年新幹線開通時の正しい説明は、新幹線の速度が210km/hであったこと。

■いわきについて、「いわきは古くは炭鉱の町であった」が正しい。地図問題では、いわきは海側南部、会津若松は猪苗代湖の西。1868年2月まで会津藩主を務めたのは松平容保。

■池袋と渋谷がターミナル化したのは、昭和初期で、関東大震災がきっかけ。関西でのターミナル化を発達させたのは小林一三。大阪の民間企業の活発化をもたらしたのは、渋沢栄一による大阪紡績株式会社の設立。

■中臣鎌足と関係があり、後に天皇に即位するのは天智天皇。乙巳の変後、皇極天皇は譲位、即位した孝徳天皇は都を難波(長柄豊碕)宮へ遷した。

■妻籠は中山道の宿場町。重要伝統的建造物群保存地区の宿場町は塩尻市奈良井。本陣とは大名が宿泊する宿。

■阿波の名産品は藍。延暦寺の本堂は根本中堂、延暦寺の東にあって延暦寺を守っているのは日吉大社、最澄の弟子の円珍が再興した寺院は園城寺。

■江戸城跡に現存する建物は田安門、江戸城跡に現存する公園は北の丸公園、上野公園にある美術館は国立西洋美術館。

■平等院を建立したのは藤原頼通。隠元が開いた黄檗宗の総本山は万福寺(萬福寺)。飛鳥文化に属する文化財は法隆寺玉虫厨子。

■室町文化を最もよく表す事象として、砂と石を配置した枯山水が現れた。山口県にある瑠璃光寺五重塔を建立したのは大内氏。下関に関しては、「1958年に関門国道トンネルが開通した」が正しい。

■愛媛県の史跡については別子銅山が正しい。並べ替えで、①鎮西探題→②九州探題→③日明貿易で博多が栄えた、の順が正しい。

■道鏡が皇位に就くのを阻止した人物は和気清麻呂。大分にある石仏は臼杵石仏。白村江の敗戦後、唐・新羅軍侵攻の脅威に対応するために築かれたものは水城。

■菅原道真に関係のある絵巻物は松崎天神縁起絵巻で、防府天満宮(松崎天神)が所蔵しています。これは難問。

■京都の仁和寺は出家後の宇多法皇が住んだことや御室桜で知られる。京都の六勝寺は白河天皇の勅願で建てられた寺院で、その一つに法勝寺がある。

■新たに判明した設問。室町文化期に大成したものとして連歌を選ぶものです。先行ツイートのひとつに2問の設問が含まれていたことも判明。43問中42問までカバーしました。皆さんのおかげです。ありがとうございます。

■歴史問題追加です。最後まで判明しなかった並べ替えの問題は、正解が①評(こおり)→②初期荘園→③??となるもので、多くの方から③は②よりも後であることが明確であったと聞きました。だから記憶にも残らなかったのでしょうね。

■歴史問題補足です。大化の改新に関する設問は、皇極天皇が即位された都→〇飛鳥板蓋宮/乙巳の変後、皇極天皇が譲位した後に即位し、大化の改新を進めた天皇→〇孝徳天皇、という問題だったようです。
 

以上です。