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先月末、経済産業省は2030年の電源構成案を提示しました。

それによりますと、原子力発電は、20~22%程度となっています。


それに合わせて各電源の発電コストが公表されていましたが、先日(5月11日)有識者による作業部会がまとめた2030年時点の発電コストは、4月末公表のものと少し異なっていました。

原発は、10.3~ 円/kWhで、4月末時点の値より0.2円/kWh高くなっていますが、相変わらず最安値です。

しかし、10.3~ で下限値は提示されていますが、上限値は提示されていません。

福島原発事故の損害費用が今後増えるかもしれませんし、使用済核燃料の処理費用や、廃炉のための費用はまだ見えない部分が多く、それらの最終費用はわからないというのか現実のようです。

つまり、上限値はどれだけ高くなるのかわからないのです。

それでも、原発の発電コストは最も安価だと言っています。


そもそも、2030年時点での原発比率20~22%というのは、原発の運用期間を原則40年とした法律に従うと、非現実的な値のようです。

そこで、原発比率20~22%を確保するためには、最長60年までの運転延長や、新増設が必要になります。

原発の発電コストを何が何でも最安値という印象にしたいのは、そのための布石なのでしょうかね。