今夏の節電要請が、数値目標を伴わない形ででました。
電力需給見通しによりますと、需要ピーク時の発電余力を示す「供給予備率」は、関西電力と九州電力は単独では最低限必要といわれる3%を確保できず、他社からの受電による電力間融通を行うことで3%を確保できることになっています。
この供給予備率を出すために最大電力需要と供給力を予想していますが、最大電力需要は、過去の実績から定着節電が織り込まれています。
一昨年、昨年もこの時期に同様な厳しい需給予測を立てていました。
結果は、供給予備率がかなり小さくなったときもありましたが、大半は安定供給の状態で経過しました。
確かに、電力需要がピークの時に発電能力が需要に追い付かなければ停電になります。
しかし、電力需要がピークになる時間帯はそれほど長くはありません。
上記の電力需給見通しには、九州電力の川内原発が再稼働した場合の試算もされていますが、電力需要がピークになる時間帯を中心に、私たちが例年程度の節電を行えば、電力供給の面からは、原発を再稼働しなくとも大丈夫と言えると思います。