先週北九州市で開催されていた「エコテクノ2015」に行きました。
多くの企業、自治体、研究機関、団体等が出展していました。
その中で「燃料電池」に関する展示がかなりあったようでした。
都市ガス会社、自動車メーカー、電気製品メーカー、大学、各団体等々が関連する商品や研究内容、システム説明などを展示していました。
私が燃料電池に興味があるので、よく目についたのかもしれませんがね。
燃料電池については、昨年末に燃料電池自動車(FCV)が販売開始され、かなり話題になったのを記憶しておられる方も多いでしょう。
燃料電池は、水素と酸素を反応させ電気と熱を得るのですが、この反応からは全くCO2は発生しません。
そのため、水素はこれからのエネルギーとして最も注目されています。
しかし、現在はその水素の多くはメタンから得ていますので、原料として化石エネルギーも使いますし、メタン改質の過程でCO2も発生します。
ですので、メタンから水素を得るのは過渡的な方法で、実験用の水素を得るための手段でしかないのです。
水素を得る方法は、メタン改質以外にもたくさんありますが、最も有力なのが水の電気分解でしょう。
学校の実験で、水の電気分解により水素と酸素が得られることを経験されたと思います。
そこで、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを利用した発電により得られる電気で水を電気分解をし、得られた水素を貯蔵し、必要に応じその水素を利用することが目標です。
これにより、出力が不安定といわれる再生可能エネルギーによる発電の欠点もカバーできます。
この計画はすでに始まっており、水素社会に向けて動き始めています。