福井地裁、高浜原発再稼働を差し止め | Hidekunのブログ

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先日(14日)福井地裁が、関西電力高浜原発3・4号機の再稼働を認めない決定をしたことは新聞等でご存知のことと思います。

国民の不安を代弁した当然の決定と思います。


再稼働が認められない理由として、安全審査そのものを下記のとおり根底から否定しています。

・基準には、適合していれば万が一にも深刻な災害は起きないといえる厳格さが求められるが、原子力規制委員会が策定した新規制基準は穏やかで合理性がなく、適合しても安全性が確保されたとはいえない。

・原発で起こる可能性がある最大の地震の揺れで、耐震設計をする際に基となる基準地震動は、その策定に合理性が見いだせず、理論面でも信頼性を失っている。


そして、高浜原発における問題点として次のような点を挙げています。

・地震が起きた場合の、核燃料を冷やす機能と閉じ込める構造に問題がある。

・根本的な耐震補強工事がないまま基準地震動の数値のみが引き上げられている。

・基準地震動未満の地震によっても冷却機能喪失による炉心損傷に至る危険がある。

・施設のあり方は、原発の本質的な危険性についてあまりにも楽観的である。

・使用済み核燃料を置くプールから放射性物質が漏れたときに敷地外へ出ることを防ぐ堅固な設備がない。


また、判決文には、
「原発から250km圏内に住む人は、原発の運転によって人格権を侵害される具体的な危険があると推測される」
とも述べられています。


それと、今回の原告団には高浜原発から100km離れた関西地区の人もおられたということは、原発事故が広い範囲に及ぶということを実際問題として裁判所が認めたといえるのではないでしょうか。