何事も言葉に出していうことは大きな力になります。
自分で声に出して言うことにより、思考をまとめたり、行動を起こすことにつながったりします。
その言葉が他人に向けられたときには、その人に同じような影響を与えることにもにもなります。
あなたの言葉一つで相手に元気を与えることもできますが、相手を傷つけることにもなりえます。
たとえそれが、あなたが意図したことであろうが、つい思わず口をついて出てしまった言葉でも同じです。
禅の言葉の中に、
「一言既に発すれば、駟馬(しば)も追い難し」
というのがあります。
以下、植西聰氏が書かれた「禅の言葉」からの引用です。
直訳すると、「うかつに口に出してしまうと、その言葉は、四頭だての馬車が追いかけても、追いつきはしません」という意味です。
「うっかり、口をすべらせてしまった言葉は、『聞かなかったことにしてくれ』と頼んでも、もう遅い」と教えているのです。
以上引用。
そして、とくに注意を要する言葉として、植西氏は、
①相手のプライドを傷つける言葉
②相手のプライベートに踏み込み過ぎる言葉
③相手の家族、親類に関する言葉
④相手の容姿に関する言葉
をあげられています。
同じことを言うにしても、言い方一つでとらえられ方が変わることもあります。
よく言われる、「ものも言いようで角が立つ」ということですね。