脳は自分の都合の良いように現実の組換えを行っているのだ、という話を聞いたことがあります。
これが、いわゆる思い込み、先入観ということになるのでしょう。
きっとこれはこうだろう。
そうに違いない。
しかしそれは、ただ単に自分の判断基準でそう結論付けているだけなのかもしれません。
それがその人にとって専門分野である場合、知識が多いので、あらゆる方向から見ることができ、思い込みをすることは少ないと思われるかもしれません。
しかし、実際にはそうなっていないことがかなりあるようです。
いわゆる、狭く深くという状態になっていることがあるのです。
専門家ほど意外なところに盲点があったりします。
「思い込みにとらわれることなく、正しく現実に向き合いましょう。」
と言われても、そもそも自分の考えが思い込みであるという意識がない以上、その人にとっては正しく現実に向き合っているつもりなのです。
ではどうすればいいのでしょうか。
何か、どんな些細なことでも自分が思っていることと異なる現象がちょっとでもあった時、そのような時には、1度は、自分の考えが単なる思い込みではないのかと疑い、見直してみてはいかがでしょうか。
もう1つは他人からの指摘があった場合、すぐに反論するのではなく、まずはその指摘を受け入れ、吟味検討してみるようにしませんか。
そして、これらの見直し、検討の結果、自分の思い込みであったとわかれば素直に認め、自分の思い込みではないと自信が持てれば、その時点で反論しても遅くはないでしょう。