NLPのモデルの1つにメタモデルというのがあって、その中の一般化と省略については、一昨日と昨日に紹介しました。
メタモデルのもう1つのものが歪曲です。
歪曲とは、自分に都合の良いように事実を変えて、事実とは違うことを作り出してしまうことで、いくつかのタイプがありますので、例を紹介ます。
例えば、「うなずいていないから、わかっていない。」
と言われれば、それは、必ずしもイコールではないものをイコールにしていますので、問い返しとしては、
「理解していて、うなずかない人は一人もいませんか。」や、
「うなずかないことがなぜ理解していないことになるのですか。」
などがあるでしょう。
店などで、「何をお求めですか。どのようなものがお好みですか。」
などと聞かれる場合は、買うをことを前提にしていますので、その前提を明らかにします。
「あいつのおかげで、いつも迷惑している。」
と言う場合には、無理に因果関係を作っていますので、
「彼のどのような行動であなたは迷惑しているのですか。」
と、具体的に何がどのようにその原因になっているかを問います。
「彼は、寂しいはずだ。」や
「あなたならば、私が言いたいことがわかるでしょう。」
のように、あたかも心が読めるようかのように言われることがあります。
その時は、
「一体どうしてそのようなことがわかるのですか。」
と問い返しましょう。