正社員として働きながら、ネットショップサイト「Creema」にてハンドメイドショップを出展していたしっぽが実体験を踏まえて解説します。
目次
1.副業で「ハンドメイド販売」はどれだけ稼げるのか?
2インターネットショップ開設がネットの知識ゼロでも問題ない理由
3.ハンドメイドを副業にする際の注意点
1.副業で「ハンドメイド」はどれだけ稼げるのか?
普通の専業主婦や兼業主婦の方がご自分の作品を販売して一月で10万円以上の作品を売り上げることもあります。また、人気の作家さんなれば固有のファンが付くので作品を出品するたびに即売れや再販希望などもあるようです。すごい方では月に100万円超えとか…。
しかし、このような作家さんは何万人というクリエイターさんたちの中でほんの一握りです。
ハンドメイド作家の現実は…
一生懸命作品を作って、きれいな写真を撮って、「売れればいいなぁ」とワクワクしながらショップに出品しますが…まず、売れません。
固有のファンが付いている方や流行を抑えた作品なら売れるかもしれませんが…何万というクリエイターが集い、たくさんの類似した作品が溢れる中に「ポン!」と出品したからといって、買ってはくれないのです。
ハンドメイドの市場は拡大しているとよく耳にしますが、それだけクリエイターも増えるという事なので競争は激化しています。その中で「人気のクリエイター」となり、月にまとまった収入を得るためにはさまざまな努力をしなければいけません。
「趣味で作ったものがお金になるなら-!」「作るの好きだし!」
と軽い気持ちでネットの情報だけをうのみにし、ハンドメイドショップを開いた私は、全く売れないという手厳しい洗礼を受けました。
自分なりの考えや思いを詰め込んで、家事や育児、仕事の合間を縫って丹精込めて仕上げた作品が売れずに、どんどん棚にたまっていきます。何がいけないんだろう?とYouTubeやサイトを見ては考えて、また作って。初期費用が材料費に消えてしまう。
…それでも売れない。
「私のクオリティに対して販売価格が高いのかな?」「あの人はもっと上手なのに、なんでそんなに安いの?」
そういった不安から、どんどん値下げをして最終的に売れば売るほど大赤字!!
そうなれば、何のために副業として始めたのかわからなくなってしまいます。
それでも、自分の作った作品が売れるのはやはりうれしいものです。
コメントなどで温かいお言葉をいただくと、「やっていてよかった」と満足感を感じることができます。
ハンドメイドを副業にする場合は、すぐにまとまった収入を得ることは難しいかもしれません。ゆっくりと時間をかけて、お店を育ててファンを増やしていくものだとも言われています。また、価格設定やサイトの運営、梱包、配送など作品造り以外にも手間がかかるのも特徴です。他にも集客としてのSNSやブログの運営など日常から取り組まなければいけないこともあります。
「ハンドメイド」を副業として選択される場合は、ご自身の生活時間と本業との兼ね合いもしっかりと考慮したほうがいいでしょう。
2インターネットショップ開設がネットの知識ゼロでも問題ない理由
一昔前ならば、インターネット上にショップを開くのには専門的な知識と技術が必要でした。
しかし、今は誰でも簡単にインターネット上にハンドメイドのお店を持つことができます。
それは「ハンドマーケットプレイス」なるものが多く登場したからです。
また、「フリマアプリ」なども連日テレビでCMを見る機会も増えました。
とはいえい、どれも一長一短で何がいいのかわからないと思うこともあると思いますが、たとえば、「ハンドメイド サイト比較」と検索をかければ、各サイトの特徴をまとめて比較してくれたページも見ることができるのです。
後は自分の選んだサイトにて表示されるままに進んで行けば30分もしないうちに、インターネット上に自分の作品が売られることになります。
このように、いまは専門的な知識や莫大な費用が無くても簡単に自分の店をインターネット上に開ける様になりました。
3.ハンドメイドを副業にする際の注意点
ハンドメイド販売を副業にする際のしっぽの考える注意点は下記の5点です。
①集客力が大事
②マーケティングが必要
③すぐに、まとまった収入がない
④製作時間や発送など手間がかかる
⑤著作権問題
①集客力が大事
どんなに素晴らしい作品でも置いてあるだけでは誰も見てはくれません。お店にも来てはもらえません。まず「ここに作品があります!!」と情報を発信して、大勢の人に気が付いてもらう方法があります。
その為にSNSやブログ、YouTubeを上手に活用出来たらいいのではないでしょうか。
ちなみに、しっぽは、ただ、作品の情報だけを更新するのではなく、制作風景や構想なども共有出来たらと思い日々試行錯誤しております。…いまいちインスタグラムが使い方がわかりませんが。
②マーケティングが必要
これはお客様に「自分のショップ・作品を選んでもらう」為の対策になります。ただでさえ、競合他社が多いハンドメイドマーケットプレイス内で、自分のお店に来てもらい、商品を購入していただくためには、自分のお店だけが提供できるお客様への価値を明確化して、正しいアプローチをすること(マーケティング)が重要だからです。
しっぽは最近、マーケティングの勉強を始めました。自分のキャリアアップにもつながる気がしています。
③すぐにまとまった収入がない
これはすでにお話ししましたが、ハンドメイドではすぐに〇〇万円といった収入を得ることは難しいです。ゆっくりと時間をかけて、お店を育ててファンを増やしていくものだとも言われています。しかし、中には販売を開始してその翌月から何十万円も収入を得たという作家さんもいるようなので絶対とは言い切れませんが、そのような方は一握りだと思います。
④製作時間や発送など手間がかかる
どのような作品を作るのかにもよりますが、一つの作品を作るのにどれくらいの時間がかかりますか?それを何個作って、幾らで何個売ったら、希望の収入額になりますか?
本業の片手間にどれほどの作業時間が必要なのかきちんと計画をする必要があります。また、発送に出向く時間も考慮しなければいけません。本業や家事、育児がある限られた時間の中で自分に負担の無いようにバランスよく時間を配分することが大切です。
⑤著作権問題
物販にはさまざまな法律があります。著作権など「知りませんでした。」では済まないことも多いので、ハンドメイド販売を副業で行う際に知っておくべきルールや届け出にも理解が必要です。
今回はハンドメイド販売の副業に関することを底辺ハンドメイド作家の私、しっぽがお話ししました。ハンドメイド販売は身近にあるように思われますが、きちんとした勉強と努力をすることが大切だと痛感しています。
ハンドメイド販売をしてある程度の金額を稼げている人が多いので、継続や工夫をし続けることで収入もぐんぐん伸ばせる可能性が高いと思っています。
しっぽも日々精進してハンドメイドショップCeglを大きくしていきたいと思っています。
一緒に頑張りましょう!
良ければ覗いてください
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