ジドリ の話  地鶏?自撮り? | 遊本館児童文学サークル日記 兼 管理人のライブ鑑賞報告

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静岡市用宗にある児童書専門の図書館「遊本館」を活動拠点としている児童文学の創作グループです。私たちといっしょに子どもの本の創作をしませんか。子どもの読書指導活動も始めました。

通信教育の場合、論述の課題をWEBで提出することは、想定内だったのですが、

 

四捨五入したら還暦!の予想外だったのが、

 

録画、録音して課題提出

 

というものです。

 

”録画、録音してメディアにデータを入れて郵送する”

 

仕組みとやり方はわかりますが、問題は「自撮り」です。

 

そんなこと、やったことないよ!

 

スマホは持っていて、普通に使っています。ふつーに。電話したり,ラインしたり、メールしたり、ネット見たり、通販で買い物したり。

写真も必要な時は撮ります。

 

でもね、今の若者のように、自分の顔とかをカメラを自分の方に向けて、パチッと、なんてやったことない。

時々、操作を間違えて、シミだらけのしわだらけのまぶたタルタルの顔が写っていたりしますが、速攻消去してました。

 

もともと、私は写真に興味が薄い。スマホの時代の前の、アルバム整理もとても苦手でした。

 

 

課題の録音なんて、何回失敗するかわからないから人様には頼めない。

 

スマホと格闘して、無料録音アプリを入れ、カメラ機能の自撮り録画の方法を見つけ出しました。これもなかなかストレスです。

 

 

というわけで、録音課題がある「伴奏法」。ほぼ初自撮りと格闘しました。

 

私は心臓に毛が生えている方で、あがり症では無いつもりなのですが、

自分で録音しているだけなのに、間違える間違える。さっさと済ませて楽になりたい、という、邪念がミスを誘発するする。

ちゃんと録れたか録音を聞くと自分の声とピアノの下手さに愕然として、やる気メーターだだ下がりです。

 

課題曲♪おんまはみんな♪

を、伴奏しながら歌うのを一曲録音するだけで2日ぐらいかかりました。

 

ようやくミスなく演奏できた録音を、USBにデータを移し、(このときも、スマホとパソコンの接続がよくわからず四苦八苦)、手書きの楽譜とUSBを課題提出用の封筒に入れ、それーーーーー!!と投函しました。その時の安堵感たるや、重要な仕事をつつがなく終えた時よりも大きかったぐらいです。

 

 

きっちり一ヶ月後、採点済みの課題が返却されてきました。

 

がーん!低いながらも合格点はもらいましたが・・・信じられないミスばかり。

 

まず、楽譜の歌詞を完全に書き間違えていました。出すときに確認したはずなのに、まったく気が付きませんでした。

 

そして、録音したピアノは(こちらが苦手、ミス連発した)事故は無かったのですが、比較的得意なはずの歌が・・・

三連符で歌わなくてはいけないところが、完全にずれていました。♪ダケド♪ と素早く歌わなければいけないのに、♫ダケード♫ と間延びというか、完全に楽譜と、それも自分で書いて、この三連符要注意!と何度も自分に注意したところを間違えた。自撮りのプレッシャーのなせる技でしょう。楽譜とまったくちがうリズムになっていたところをしっかり指摘されました。

 

ここまできちんと見て採点してくださった大学の先生には、感謝しかありません。がんばるポイントがだんだん見えてきました。

 

ああ、何事も経験だ。人生、まだまだ知らないことだらけ。です。