昨日からの雨も上がり、今日は済美山でなんとか練習試合をすることが出来ました。
今日は2面同時進行で富士見ヶ丘さんと中野のわかみやさんに来て頂きました。
3チームで回していきました。
本当は5年生も見たかったのですが、今日は6年の担当が仕事で来れないので、私が6年生を
みました。
富士見ヶ丘さんはTリーグなので胸を借りる形になります。
富士見ヶ丘対わかみやの第一試合の様子を見ていて富士見ヶ丘凄いなと思いました。
わかみやが核のケンスケ君不在でありながらも、わかみやは粘り強いチームであるにも関わらず、そのわかみやを圧倒していました。
冷静に考えて、うちが2-4-1で行ったら崩壊すると思いました。
済美山の広いグランド、そして富士見ヶ丘。
凄いいいチームです。
さあ、どうするか?です。
集合してキャプテンのショウゴ中心に自分達でキチンとアップしてくれます。
やれることは自分達でします。
コーチは会場作りだとか、審判等で不在のことが多々あるので、自分達で準備していく習慣を作っていくのは大切なことです。
さて、集合していつもやる『当たり前のテーマ』は『トコトン走り、トコトン戦い、トコトン声を掛け合う!』です。
いつでもどこでもです。
この学年は全体的にまだまだおとなしい😢
そこからスタートしている。
そしてボチボチやる、ボチボチ頑張るボチボチ君が沢山いる。
流石に3年生のようなフワフワしているモシモシ大丈夫❓っていう。フワちゃんはたまに出没する💦が。
正直、私はボチボチ君は好きではない。
ガツガツやる負けたくない必死にやるエネルギーあるガツガツ君がピッチに出来れば8人欲しい。
富士見ヶ丘相手にボチボチ君では戦えるわけがない。
今日の課題は
守備
①4秒ルール(奪われて4秒以内に奪い返す)
②絶対抜かれない、絶対かぶらない
③インターセプトマーク

攻撃
①ボールに素早く2人寄る
②ボールを追い越す

富士見ヶ丘は技術が高く、個の能力も高く、展開も早いので、どこまで食らい付いて行けるかである。

力的には6対4位の力関係で分が悪い。
そこからスタート。
そこからコーチの仕事が始まる。

子供達に申し訳無いが初めてのシステムをいきなり富士見ヶ丘戦で組む。
本当にごめんなさいね。
富士見ヶ丘とどっこい勝負をしたいのです。
子供達にこの試合で何かを植え付けたいのです。
システムは3-4-0
8人制で広いグランドで強い相手に2-4-1はうちでは無理なのです。
3-3-1も相手とのマッチアップ的に中盤で後手に回ると感じた。
いかに中盤で負けないか。
いかに中盤で拾えるか。
いかに真ん中から最前線に飛び出していけるか?
本当は個がしっかりしていればシステムなんてどうでもいいのです。
ただ6年12人そして5年のフミトとハルマの14人でやるしかないのです。
鍛えるしかないのです。
『鍛えてつかないものはない!』
その言葉を刻んでやるしかないのです。
キーパーはショウタロウ。
キーパーには昨日雨の中の練習で帰ったらイギータ(古い古い💦)の動画を絶対見ろと言った。ノイアーなんてものじゃないからと。
物凄く守備範囲が広く、フィールドもやる。
極端だけれどもキーパーが8人目のフィールドプレーヤーでないと駄目なんだと。
3バックの真ん中はケイスケ。
出来ればショウゴは真ん中におきたい。
だから私はケイスケをセンターバックでどうしても鍛えたい。
まずとにかく強くあれ。
身体はいい。足も速い。技術にまだ難はあるが今は片目をつむるから。
あと、ケイスケは私の言う事がキチンと響く。それである。私は秋までにケイスケを昔の秋田豊、松田直樹にしたい💦
サイドバックは右はソウ。ソウは最近意識がかなり変わってきている。ただ日替わりランチ的でその日の調子が毎日変わる💦
左サイドバックはキョウヘイ。キョウヘイは
へタレなのはわかっているが、そのへタレを本当になんとかしたい。いい身体をしているがメンタルがガラスで出来ている。わかっているが使いながら危機感を煽りたいのである。
この子にはあえて厳しくしていかないとキョウヘイは辛い事から逃げる。
一度逃げる子は二度と逃げる。二度逃げる子は何度でも逃げる。
キョウヘイには大人が真剣勝負してらないとずっとボチボチでいく。
だから妥協しないで真剣勝負である。
ボランチはショウゴとカンタ。横並びである。富士見ヶ丘は真ん中にショウゴとカンタが来たら嫌だろうなって思う。ボールを持てて出せる2人である。カンタ一枚では守備でやられる。だから2枚。右サイドにシンノスケ。
左にガク。
トップはゼロ。
だから抜け出していく。
サイドで数的優位を作ってチャンスを作っていけるか。

試合が始まる。
直前で子供達に伝えたのは富士見ヶ丘に対して直ぐ足を出してはいけないと。
必ず抜かれて後手に回ってやられるからと。
まずは足を出さずにしつこくしつこく食らい付いていく。
絶対に抜かれないようについていく。自由を奪う。
みんながそれをやりだす。
富士見ヶ丘のパスの出所に速く寄せていく。
寄せていくが慌てて足は出さない。
ついていく、とにかく必死についていく。
マークはインターセプト狙いマーク。
GKのショウタロウは今日は物凄く守備範囲が広く珍しく素晴らしかった。💦👍
やれば出来るじゃない。
試合は一進一退。
富士見ヶ丘にやられてはいないが、うちもやれていない。
富士見ヶ丘も守備も堅いです。
うちの左サイドバックのキョウヘイの所でどうしてもスピードで後手にまわりだしたので、5年のフミトを左サイドバックに入れる。
フミトは北畠三兄弟の末っ子。小さいが魂はある。そして粘り強く、賢い。
急なピンチヒッターだが彼ならやれると踏んだ。この特急列車のような試合に飛び込んでいく。フミトは期待に応えてくれる。
本当は前で使いたい選手。前が出来る選手はだいたい後ろも出来る。後ろが出来る選手は前はまずなかなか出来ない。
前半は中盤の攻防が目まぐるしかった。
なかなかカンタがキープ出来ない。
富士見ヶ丘の寄せも速い。
それでもショウゴのキープから右サイドソウからシンノスケとチャンスは作るがなかなか決定機までいけない。
前半は私も一緒に戦っていく。
後半は私が審判に入る。
あまり言えなくなる。
だからこそ子供達の中で関わり合うコミュニケーションが大事になる。
後半。
富士見ヶ丘のギアがもう一段上がる。
押し込まれる時間が増える。
どうしても押し込めないからそうなる。
力関係的にわかっていながらも我々のプレスも徐々に落ちてくる。
攻撃したくてもなかなかボールが収まらない。
今から3-3-1に切り替えたらやられると感じていたのであえて変えない。
誰か一人個で勝負出来る奴が欲しいがいない。
まだ失点はしていない。
まだ得点もしていない。
決定機もコーナーキック以外は無い。
後半は私も審判をしていたので指示もできないので苦しい状況。
試合は子供達は負けなかった。
ただ勝つことも出来なかった。
後半はサッカーをさせてもらえなかった。
力関係的にお互いにまわしを取って相撲をしたらまず簡単に負けるだろう。
だから相手にまわしを取らせないで戦う方法を選んだのであるが。
いろいろな事を考えさせられる貴重な試合でした。
次のわかみや戦。
ソラがガムシャラにやるのが垣間見えた。
そして天地が連続で追いかけ始める。
いい意識だよね。
わかみやはまたいつかリハウスで当たる。
練習試合はお互いにいろいろな課題の中で試していく試合である。
そして次の富士見ヶ丘戦前にミーティングをした。
キーパーはショウマに入ってもらう。
ショウマはショウタロウのライバルでないとならない。だからあえてショウマにも富士見ヶ丘を体験させる。
今度はリスク追ってでも点を取りにいけるようにしよう。
センターバックはケイスケ。
ケイスケに質問した
『ケイスケは誰がサイドバックだとやりやすい?』
ケイスケしばらく考えて、
『ハルマとキョウヘイ』と言う答えだった。
『わかった、お前がそういうならそうしよう』
今度はキャプテンのボランチのショウゴに聞いた。
今度はリスクを追ってでも攻めてチャンス作って点を取りたい。
だから『ショウゴはサイドに誰が居て欲しいか?』
ショウゴ『サイドにガクとシンノスケ』『トップにカンタ』と言う答えだった。
『わかった。ショウゴの言うのは一理ある。
カンタはうちで一番ボールが収まるし、一番点が取れるからカンタなのは理解できる。それでやってみよう。3-3-1。ただし普通の3-3-1より中盤のサイドは中に絞り込んでトリプルボランチみたいに形成していく。
中盤を互いにサポート出来るようにしていく。
次の富士見ヶ丘戦。
15分1本。
相手もメンバー交代は有り。
この試合は今後のオプションの一つにもしかしたらなるかもしれない。
特に攻撃においてはガクとシンノスケとショウゴとカンタの絡みとサイドバックの絡みで基本ボールに2人絡ませて行ければ足振る手前まで行ける回数が増えるかな。
この試合も0-0
最後の試合も0-0でした

まだまだ課題山盛りですが、本当にコーチも子供達も素晴らしい学びの試合でした。
富士見ヶ丘さん、わかみやさん、保護者の皆様、本当にありがとうございました。


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