「「おかしいでしょ!」」


「それ毎日?」


「ですね 毎日手作りで」


「羨ましい。。。」


こうして羨ましがられ 内心大喜びの久遠だった
そして定時になり即効に帰る久遠


「なぁ 敦賀が帰り早いのってこういう事か」


「前は夜まで残ってたのに こういう事ですね」


「「はぁ。。 」」



そして翌日


今日はお弁当箱じゃないんだBOX?
あと何だろう この太い水筒みたいの


(水筒みたいのはスープです

あと今日はサンドウィッチにしてみました
でもパンもちゃんと作ったからね?
あと ビネガーとオリーブオイルをにかけて食べてくださいね)


「やっぱり可愛い・・」と微笑む


「ん? 今日は質素に見えるな」


「今日はなんなの?」


「これがスープで こっちがサンドウィッチですね」


「今日は手が込んでないんだね」

スープを開けて サンドを見せて


「パンも全部手作りなんで一番時間かかってそうですよ?」


「ぇ? パンも作ったの?」


「そうみたいです」


「お弁当の時も思ったけどかなり健康志向な人なの?」


「何でですか?」


「だってこれ わざわざ全粒粉で作ってるじゃん
普通の小麦と違って食物繊維にビタミン・ミネラルが多いんだよ」


「へ~ そうなんですか」


「それでか 最近敦賀くん顔色良いよね」


「そうですか?」


「うん 前病人みたいに青白かったよ」と笑う


俺の事考えて キョーコわざわざ作ってくれてるんだ・・
ダメだ・・ 嬉しくて顔が崩れそう


「あっ この半分に切ってあるの入ります?」

15cm位のスランスパンのような形のパン2つ分入っていて
2つとも半分にカットされていた


「入ります!」


「えっと これがビネガーでこれがオリーブオイルで
これをかけて食べてだそうです」


「まず そこからして健康志向だよ
オリーブオイルって健康のために飲む国だってあるし

他に調味料無いんでしょ?塩分控えめで理想的だね」


「じゃ いただきます。。 やばいやっぱ美味すぎ。。」


このパン本当においしい

サンドで甘いパンとか苦手だけど これは甘さが無いから
サンドとして最高だな
当然味も食感も最高だけど・・


そして野菜を多く取るためにミネストローネか・・
ズッキーニ・パプリカ色々入ってる


言われて思ったけど 最近たしかに体調が良い気がする
陰でこうやってサポートしててくれたわけか・・

そして毎日のお昼に感謝しながら3ヶ月目に入った



「そういえばキョーコ パスポートってある?」


「あ。。 そうだ作ろうと思っててまだ作って無かったです。。」


「無いなら良いよ こっちで手配しておくから」


「え? 良いんですか?」


「うん 写真は撮りに行かないとだめだけどね」


そして写真を撮りに行く事に しかし・・


「ね キョーコ あれ撮ってみたい!」


「プリクラですか?」と笑う


そして撮る事になったがイチャx2写真しか撮れなかった


「もぅ 久遠すぐkissするからこんなのしか撮れてない」と笑う


「良いじゃん! 携帯(i-phone)に張ろうかな」


「ぇ。。」


「でもいらないか これあるし」と言って待ち画を見せる


「いつの間に。。 」


「まだあるよ?」


「もう良いです///」


「俺の大事なコレクションなのに・・」


と言いながら久遠は大切にお持ち帰りをした


そして目的の写真を撮って久遠に渡し
翌日医院長にその写真を渡しパスポート申請を頼んだ


「さて そろそろ向こうに行く準備しないと」


「うん。。」


「キョーコ?」


「あっ うん そうですね」


「どうした?」


「初めて行くし不安が多いっていうか。。」


「俺が居るから大丈夫 移住に関しても弁護士に話しは通ってるし
ピアノは来週取りに来てくれるって」


「どのくらい弾けるようになった? 久しぶりに聞かせてよ」


「そうですね」と微笑む


こうしてピアノの部屋に行き

「イタリア協奏曲3楽章を」


凄い ここまで復活したんだ もう前と変わらなく聞こえる
よく頑張ったね・・


演奏が終わり



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こうして夕食が終わると


「もうおなかいっぱいで無理?」


「何で?」


「前 メモったの作ってみたの 食べる?」


「うん!」

どんな風に作られたのか興味が沸く


「これなんだけど どうかな?」


「ぇ・・・・!? 買ってきたの?」


「ううん 作ったんだよ? そう言ったじゃん」と笑う


「まぁ 食べてみて? 味はどうか分からないし」


そして一口食べてみると

「ありえない・・ 同じかそれ以上・・」


「そう? 良かった」と微笑む


和食が得意で他は普通だと思ったら大間違いだった・・
本当にレベルが高すぎる!

毎日高級店で食事をしているような

そんなのを一生食べれる!?

食に興味ない俺でも嬉しい・・
自慢の奥さんってこういう事を言うんだろうな



そして翌日の朝


多めに作るということで

少しだけ早めに起きてキョーコが用意をする


「ほんとこの家 お重があるとか何に使うためなんだろう」

と笑っていた


1段目には春と言う事で筍のご飯を入れ
後はおかずなどを詰め込んだ


久遠にも同じもので1人用のお弁当箱に詰めた


「うん これで完成 食べてくれると良いけど。。」

そしてまたメモを入れリビングに持って行く


「さて 朝食作ろうかな
久遠には悪いけど 和食が一番バランス良いし。。」


しばらくすると久遠が起きてきた


「キョーコ おはよう」
後ろから抱き着いてきて首筋と頬にkissをする


「おはよう 久遠」
と言ってキョーコが口にkissをした


「ごめんね 早起きさせた?」


「ううん そんな早くないよ?」


「もう少しで出来るから 用意してきてくださいね?」


「うん」と言ってkissをして自分の部屋に戻る


そして久遠が戻り朝食timeに


「久遠ごめんね? 

和食が一番バランス良いからまた和食にしちゃった」


そうか ただ上手いだけじゃなくてそういうのも考えて
この子は作っているのか


「美味しいし 俺は全然いいよ?」


「ほんと? 良かった」


「もしかすると これが今日頼んだやつ?」


「そう 結構大きいでしょ」と笑う


「本当は他のやつには食べさせたくないんだけどね・・
自慢したい気持ちもあって こんなにごめんね」


「このくらいたいした事ないですよ」と微笑む


そしてキョーコにいっぱいkissをし久遠は病院に
そんなキョーコは洗濯などの主婦業をしピアノを始めた


そういえばイタリア協奏曲1~3楽章練習してみようかな
ネットで譜面を購入して手元にあるし
それが終わったら悲愴3をやって

この4曲をまず指で覚えないと。。

この4つがクリア出来ればショパンが行ける

それに

店員さんが弾いてくれた月光3もチャレンジ出来る気がする



そしてこちら久遠は昼が待ち遠しくてたまらなかった
そして待ちに待ったお昼が来た

久遠がお弁当の入った袋を出すと


「おっ 待ってました! 今日楽しみにしてたんだ」
と同僚がやってきた


「俺にも少し分けてくれ~」


と愛妻弁当を片手にいうやつなど
昨日の話を聞いた人が集まって来た


そしてまずは

お弁当が巻かれいる布にメモが英語で書かれたのがまたあり

(今日もちゃんと食べてね? 食べればまた作りますから)


「やっぱ 可愛いな・・」とメモに微笑む


そしてお重にもメモがあり
(いつも敦賀がお世話になっています

お口に合えばよろしいんですが)と書かれていた


「こちらこそなのに 素敵な人だな 敦賀くん」


「えぇ とっても」と微笑む


そしてお弁当が開けられ またどよめく


「「ありえない!!」」


「君の婚約者って 料理のプロ? そういう仕事してるの?」


「いえ ピアノをやってた子ですけど」


「早速だし 頂いて良い?」


「えぇ そこに取り皿とお箸入ってると思うので」


「「美味すぎる。。。」」


「敦賀くんモテるんだし 俺にその子紹介してくれ!」


「ダメです! 俺のですから」


「妻には申し訳ないが 美味すぎるな この弁当。。」


「出来立ての料理とかどんなの作るのかな
食べたことある?」


「えぇ 毎日食べてますけど」


「ぇ? どういうこと?」


「一緒に住んでるんで 毎日朝・夕食べてます」


「どんなの作るの?」


「会席?みたいなのですかね」


「「ありえない!!」」


「見てみたいな。。」


「見ます? 写メありますけど」と言って見せる


実はこんな風に聞かれると思って

昨日の夕飯を撮っておいたのだ



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キョーコ どんなの作ったのかな・・


「あれ?敦賀くん お弁当なんて珍しいね」


「あぁ 婚約者が作ってくれたんで」と微笑む


「ぇ!? 婚約者居たんだ! 良いなぁ~

俺も早く嫁さん欲しいなぁ」


「結婚してもまともに作ってくれねーぞ」
と既婚者の医者が横から入ってきた


「相手いくつなの?」


「19です」


19じゃまだまともなの作れないし冷凍だろうと
この医者たちは思っていたのだが


まず巻かれていた布を外すと英語で書かれたメモが入っていた


(好き嫌い無いって言ってたけど ダメだったら残してね?
あと 和食でごめんね)


「可愛いな・・」と久遠が喜ぶ


「早く見せてよ」


あぁ っと久遠が言って蓋を開けると驚きの声が上がる


「ね どこかの店に注文したお弁当?」


「いえ 彼女の手作りですけど」


「「ありえねぇー!!」」


「知ってるか? 愛妻弁当ってこういうもんだぞ?」


6:4or7:3で 数字が多い方がお米で少ない方がおかず
で種類は無いと言う物を見せていた


普通はそんなもんだよ
彼女の料理レベルがプロ級だから仕方ない
でも みんなにこんなに言われて嬉しい久遠であった


「味は? うわぁ 食べてみてぇ。。」


「明日頼んでおきましょうか? 明日だけですけど」

自慢をしたいが為に1日だけ約束をしてみる


「ぇ? ホント? うわぁ 楽しみだな~
女性の手料理って実は初めてなんだよな。。。」


こうして定時になり久遠が帰宅


「キョーコ ただいま~」


「おかえり 久遠」と言って飛びつく


いつものように玄関でイチャつく2人


「キョーコのお弁当みんなが凄い褒めてた」


「そうなんですか? 褒めるようなものありました?」


この子にとってはあれが普通で当たり前なんだよね・・


「でさ キョーコには悪いんだけど明日多目に作ってくれない?

今日も食べたいって言われたんだけど
初めてのお弁当であげる気になれなくてあげなかったから」


「ふふっ 良いですよ? 何人前くらいですか?」


「2,3人くらいあると嬉しいかも」


「それならお重で作りますから 大丈夫ですね」と笑う


「あっ それじゃまた買出し行きたいんですけど良いですか?」


こうしてまたマンションと繋がっている高級スーパーに買い物に


「ホントここって高いですよね。。」


「そういえば 今日はちゃんと食べれました?」


「うん 美味しかったよ それにメモが可愛かった」

と言って抱き寄せおでこにkissをする


「日本語より英語の方が良いかと思って」と笑う


そういう気配りがまた良いよな・・


「久遠のは別に作った方が良いですよね?」


「いや 気にしないで良いよ 大変じゃない?」


「20、30人になれば大変ですけど

5人にも満たないし全然ですよ?
まぁ 取って食べるって久遠に似合わないし別にしますね」


こうして色んな食材を購入し家に到着


「今日は夕食の用意はさっき済ませたので
昨日程時間もかからず出来ますから」

と言ってキッチンに向かった


久遠は着替えをしリビングに戻りキョーコの姿を見ていた

こうやって毎日帰って来ると料理してくれて
本当に新婚みたいで良いなぁ・・

ってもう一緒に住んで2ヶ月になるけどね!


早く向こうの新居でキョーコと生活したいな・・
そうだ キッチン用のハウス作ろうかな
家のとは別に キョーコの教室用の


そして立ち上がり書斎に向かいアメリカに居る父に電話をする


「あっ 俺です あの家なんですけど
キッチンスタジオみたいなの 別に作りたいんですけど」


「ええ スタジオって言っても機材は要りませんけどね
料理教室で使うような ええ あっ そうですね お願いします」


電話を切るとリビングに戻ると食事が用意されていて


「これ 気に入ってたでしょ? だからまた作っちゃった」


「うん これ美味しいよね ありがとう」
と言ってkissをし食べる事に


「昨日とは別なのに また凄い料理だね」


「材料が違うだけでそんなに変わらないと思いますけどね」


こんな夕飯食べてるって知ったらまた病院で騒がれるな
と思い出し そうだとばかりに写メを撮った


「ん?久遠?」


「あっ いや 今日の昼のお弁当でみんなが凄い反響で
多分家の料理も聞かれると思って自慢の為に撮った」


「自慢って こんなので自慢になるんですか?」と笑う



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