「あ。。 いつも思ってたの消えたかと思うとついてるって」


「うん 定期的に勝手に付けてる」と笑う


「勝手に付けるとか酷い」腰を抱きしめ


「俺のだもん 良いじゃん」とご満悦の顔でいう


「私もやる!」


「出来るもんならどうぞ?」


浴槽に両腕の肘をつけ

かかってこいとばかりな不適な笑みをした


「はぁ。。 出来ない。。」


「筋肉質だとつきにくいんだよ

強く吸い込まないと付かないから

キョーコの肺活量でいけるかな?」


「やる!」


「こうやるんだよ」
と言ってキョーコの胸にもう1つ付ける


「あっ。。」


「分かった?」


「うん。。 何となく」


なんか痛いというよりチリチリって感じだったな。。
胸は付けにくい。。 そうだここは?


「出来た」と喜ぶ


「首?」


「ううん 鎖骨に近いくらいのとこ
じゃないと久遠 外で言われちゃうでしょ?」


「見えても構わないのに」と微笑む


「まぁ その代わり相手はキョーコって事で
他の人には付けた人って見られちゃうけどね」


「そんなの嫌!」


こうしてお風呂から出て久遠は鏡で確認する


「ふっ 可愛いのがついたな」と内心とても喜んでた


各々自分の部屋に戻り着替えを済ませるとリビングに集まり


「今何時なんだろう。。」


「夜中になったとこ」


「ぇ? そんなにしてたの?」


「うん」と久遠が笑う


「4,5時間?」


「うそ。。そんなに!? はぁ。。
ていうか そんなに出来るもんなんですね... 」


「そうらしいね キョーコとすると毎回記録更新だな
しかもまだ出来るからまだ伸びる可能性を秘めている」


「スポーツ選手の世界記録目指してるみたく言わないで///」 


「キョーコは無理なの?」と言って抱き寄せおでこにkissをする


「出来ますけど。。///」


「ほら」と笑う


「そんな事より何か食べません?」


「今から作るの大変じゃん」


「大丈夫ですよ 作らないでもありますから」


「どういうこと?」


「前に作ったやつのストックがあるんです
続けて出すのはと思って

自分が昼間に少しずつ減らしてましたけど」


「出せば良いのに・・・ 」


「ん~ 働き盛りの旦那さまには新しく作った出来立て
食べさせてあげたいでしょ?」と首をかしげ言う


「本気で言ってる?」


「はい。。」


キョーコを抱きしめ

「凄い愛されてる気がして

心の中では口で言えないくらい喜んでる」


「そこ気じゃなくて 愛してますけどねっ」


「一度しか食べた事ないのばかりだから

また食べれるの嬉しいしそれ食べようよ」


「久遠 ストックでごめんね。。 今出すね」と言ってkissをする


わざわざそこまで気を使ってくれてたんだ・・
道理で同じメニューが無いわけだ

こんなに特別扱いされてるとか
やばいだろう・・顔が崩れて戻れなくなりそうだし


レンジで温め直したりして数十分して食事が並んだ


「ね ストックと言うけど ストックでこのレベル!?
病院の先生泣くよ?
お弁当とか冷凍で売られてるの使ってるって言ってたし」と笑う


「そうなんですか? 奥さん忙しいんですかね?」


いやそうじゃなくて面倒とか レシピの問題かと・・


「無理して食べなくて良いですからね?」


と言って一口食べる


「そこまで変わらないよ?」


「なら良かった あっ お米は今炊いたので出来立てですよ?」


「そんなに早く炊けるの?」


「土鍋で炊いたので時間かからないし
それに土鍋で炊くと美味しいんですよ?」


言われて食べてみる


「うん 香とか味 食感が何か違う」


「良かったら食べてくださいね」と笑う


「今まで食に関して興味無かったのに

キョーコが作るようになってから少しずつ覚えてきて

だいぶ意識するようになったよ」


「そうですか 少しはお役に立てたみたいで良かったです」

と微笑む


本当に変わった 意識するようになったのは本当だけど
前は食べようとか食べないと 何て思わなかったし
鍛えてれば病気とか平気だとか思ってたところもあったし
医者なのに ありえないなと笑う


「かなり役立ってるよ」と微笑む


遅すぎる夕飯を済ませ片付けをした



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そして今日はピアノが運ばれる日で久遠も家に居た


「そんな悲しい顔しないまた会えるから」

とキョーコを抱き寄せる


「こんにちわ 最後と聞いたのでぜひ出来れば
聴かせてほしいと思い来てしまいました」


「あっ こんにちわ」


「どうですか?」


「あぁ 何とか弾けるようになりました」


「そうですか! ぜひ聴かせてください」


「あまり上手ではありませんが。。
最近ずっと手を慣らすのに練習していたのが
イタリア協奏曲3楽章なのでそれを。。」


そしてキョーコが弾き始めた


「右動けるようになったんですね」


「えぇ 実は頭の手術で麻痺して感覚も0だったんですよ」


「え!? そうだったんですか。。でもこんな短期間で」


演奏が終わると


「流石ですね 本当に素晴らしい 他は練習してないんですか?」


「これより難しいのはまだ。。」


「以前 幻想即興曲弾いてましたよね?

やってみたらどうでしょうか」


「よくご存知ですね」と笑う


「あれでファンになりましたからね」


「出来るか分かりませんが 少しだけ。。」


そして久しぶりに弾いてみる


「これは・・」


「最上さんの音はとても引きつけられます ほんと良いですね」


「少し間違えてしまいましたが。。」と苦笑いをすると


「いえ 最後に聞けて光栄ですよ ありがとうございます
ピアノのは無事に送り届けますからご安心を」


「こちらこそ ありがとうございました」
と綺麗なお辞儀をして返す


そして1時間後くらいにピアノが運ばれて行った


「キョーコ 泣かないで」と言って涙を唇で拭う


「あんなに良いピアノ初めてだったから
何かもう会えない気になっちゃった」と言って久遠に抱きつく


「また会えるから大丈夫だよ
で あと少しで経つけど 日本に未練は無い?」


「ある」


「・・・何でしょうか」


「お弁当箱とか欲しい アメリカって無さそうだし」


「たしかにそういう文化が無いね 探しに行く?」


「心当たりがあります」


こうして都内の有名ショップに出かけた


「ここ色んなの売ってるね 面白いな」


「ゆっくり見て回ってみましょうか」


「1日居ても飽きないね 試験管とかフラスコとか何に・・」


「試験管とか1輪挿しとか可愛いかもしれないですね」と笑う


2時間くらいかけて一通り見てお弁当フロアに到着


「わぁ~ 可愛い こんなのあるんですね」


「ぇ? これでこれ出来ちゃうの?」


「そうですよ?」と笑う


「日本のお弁当文化恐るべし・・・」


ちなみに動物などの立体のおにぎりを作るやつを見ていた


「海苔のカットのも面白いですね

自分でやると面倒だし欲しいかも」


ということでいくつかのお弁当箱と多くのツールなどを購入した


「すいません こんなに買ってしまって・・」


「いや あっちには無いと思うようなのだし
いずれ子供出来たら作ってあげてね 喜ぶよ」と笑う


「ぇ!? 子供!?」


「うん いらない?」


「いえ。。 考えてなかったです。。」


「俺は別にキョーコと2人だけで十分だけどね
子供居るとイチャx2出来ないし・・・」


「もぅ 久遠そればっか///」


「いや そこ大事でしょ! こんな事も出来ないよ?」
と言って唇にkissをする


「嘘 そのくらいはする国です!」


「それ以上 ここで良いの?」


「ダメです!」


そして家に着き買ってきた物を箱詰めにする


「ね 久遠 もう日本来ないの?」


「2度と来ない事はないよ たまには来る」


「その時私も来て良い?」


「当然だよ 1人置いて行けるわけが無いし」と抱き寄せる


「じゃ その時にまた買おうっと」と微笑む


「それで来たいんだ 可愛いですね」と頭を撫で笑う



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