「久遠 おかえり!」


「ただいま 彼女がキョーコ 俺のお嫁さんだよ」

と上機嫌で紹介する


「キョーコ これが俺の両親だよ」


「始めまして 最上キョーコと言います」
と綺麗なお辞儀をして挨拶をした


あまりの礼儀の綺麗さに両親が驚く


「そんなとこに居ないで中に入って」


リビングに通されソファーに座り両親がキョーコを見つめる


「写真なんかより断然素敵で綺麗な方ね」
と母ジュリが驚いたまま言う


「そうだ せっかく家族が集まったんだ ご飯行こう!」


「父さん待って その前に車貸してくれる?」


「あぁ そうだな 行って来い出来てるぞ!」


「ありがとう」と言って一旦久遠と2人で出かける事に


「キョーコ 大丈夫?」


「うん。。 ちょっと現実とかけ離れてて
どう対応して良いのか迷ってるの」


車で行くほどではない物凄く近いところに到着した


「ここは?」


「まぁ 中入ろう」


道路から玄関まで普通の家が一軒建つくらいの敷地
玄関まで車が出入り出来るようにエントランスホールがある
玄関の隣は車庫のようだ

久遠が鍵を使って玄関を開ける


「はい どうぞ」


「お邪魔します。。」


中に入りライトをつけると


「ここが俺たちのこれからの家だよ?」


「ぇ? 嘘。。」


「ちょっと来て」


ガラス一面のリビングのところが吹きぬけで

かなり広いスペースがある 外には庭とプールが見える


「ここにピアノ置こうかと思ってるんだけど どうかな?」


「白い壁ってこういう事だったの?」


「うん」


キョーコと向き合い抱きしめ


「こういう生活ダメって言うのは分かるけど ごめんね
気に入ってもらえないかな・・キョーコのために 
まだ入院している時からここを探して用意してたんだ」


「そんな前から?」


「だって 俺言ったじゃん 結婚してって
恋人っていうよりも婚約者から始まってるんだよ?」と微笑む


そうだ。。 まだ目が見える前から久遠は言ってくれた

退院してすぐあんなに立派な婚約指輪まで贈ってくれたし
入院中の頃からもうこんな用意まで。。


涙を流し
「ごめんね。。 久遠 ありがとう。。」


涙を唇で拭い顔を向かせ

「ダメ?」


ウウンと首を振る


「ありがとう 徐々に慣れれば良いよ自分の家だし

多分慣れると思うんだ」


「他もちょっと見てみようか 俺も初めてだし」

ウンと頷くと久遠が抱きかかえる


「キョーコkissして」


唇が触れるとゆっくり離れて久遠の首にしがみつく
久遠が微笑み歩き出す


「ここが寝室 一応バスルーム付き 理由は言いません」


それを聞いてキョーコが笑う

キョーコを降ろすと


「やっと笑った キョーコは笑ってる方が可愛いよ」

と言ってkissをするといつもの3種類を長くする


「一応 もう住めるようにはしてあるんだ
この服熱いし着替えようか」


「ぇ? 服は?」


「もう入ってるはず 前もって購入しておいたから

届いてるはずだよ」


そして2人で大型のクローゼットと言う名の部屋に行くと
いくつか服があった


「キョーコ いつもフェミニンだけど
カジュアルの方が良いかと思って選んだけど どう?」


「私に合いますか?」


「だと思うけど」


そして久遠はだぶっとしたワークパンツのようなチノと

Tシャツに着替え 靴はワークブーツのミドルを履いた


「やっぱ楽で良い・・」


久遠かっこいい。。 スタイルが良いし芸能人みたい。。


「キョーコ スカートとパンツ どっちが良い?」


「スカート?かな。。 パンツってほとんど履いたことが。。」


「じゃ このミニのワンピ着て」

キョーコが着てみる


「そそられるね・・ その短さ」腰を抱きしめ


「めくらなくてもヒップが触れる」


「もぅ///」


「ということで このショートパンツを履いて
それで見えても平気でしょ」


「うん」


「で このジャケット で このショートブーツ」


「鏡見てごらん?」


「可愛いかも~」


「ただ 胸元が見えるのが俺は許せないけど
同じアクセが見えるから許す」


「よし 父さんたちも待ってるし戻ろうか」


「うん」

そしてまた車に乗り実家に戻った



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LAは最低でも10℃くらいはあり 平均でも年間20℃前後あって

とっても過ごしやすいので

キョーコはカジュアルでラフにしようと。。


何より住居の場所が坂多いし(^_^;)




乗ってしばらくはしゃべっていたが

しばらくすると機内食が出された


そういえば朝ごはん食べて無かったと思い食べる事に
しかしかなりゴージャスな料理でキョーコはびっくりする

さすがファースト。。


食事が終わるとベッドメイクをしてくれ
食べてすぐ寝れない。。と思いながらもすぐ寝てしまった


久遠も最近は

キョーコの影響で食事というものを取るようになってきていて
機内食を出してもらい食べる事に

そして食事が終わるとベッドメイクをしてもらったが
PCで別の仕事?を初め2,3時間すると久遠も寝てしまった


到着4時間くらい前だろうか まずキョーコが起きた


暇だし音楽でも聴こうかな。。 1人だと寂しい。。
最近ずっと一緒で1人で寝た事無かったし。。

そう思っていると朝食が出された


久遠もキョーコの後に起き

キョーコが居ないとか寂しすぎる 腕が軽すぎる
そんな事を思っていると朝食が出される


2人ともサラダと飲み物だけ食べて片付けてもらい
それから数時間後ようやく到着した


すばやく出していた私物を鞄にしまい飛行機を降りる


「久遠!」


まずは人の邪魔になるといけないと思い
手を強く握り繋いで荷物を取りに向かう


その間に何度もおでこなどにkissをする


荷物を受け取りやっと2人向かい合い腰に手を回し
キョーコが久遠の胸に寄りかかる


「ダメだ・・ 飛行機長すぎる」


「うん。。」


そして見つめあい唇を合わせkissをする


「ちょっと荷物持ち歩いてると邪魔だから 預けていこう」


こうして手荷物を預け帰りのチケットもチェックし購入し
空港を出た


「わぁ 外国だ。。 当然ですが」


「そっか 海外初めてって言ってたよね
ごめんね NYだったら見るとこいっぱいあるんだろうけど
今度ゆっくりこようね?」


「うん」と笑う


そしてタクシーに乗り込みW(west)57th Stと伝え向かった
そしてカーネギーの近くで降ろしてもらう


「キョーコ そこの古い建物 あれがカーネギーホールだよ」


「あれがそうなんですか。。」


「ちょっと歩くけど良い? て言ってもすぐだけど」


「はい」


そこから300mも行かないところで久遠が止まった


「ついた さて入りますか」


「ぇ?」


「ここ 分からない?」


キョーコは店に飾られてる旗のロゴを見て驚き


「ぇ。。 嘘。。 本当に来たんですか。。」

感動して涙が浮かんできた


「ほら 入れなくなるよ?」と微笑み目元にkissをする


そこは最初に憧れていたと言ってたスタインウェイの店だった

久遠に手を握り締められ店内に入っていく
格調高い雰囲気でキョーコが少し震える


そして何台も並べられたグランドピアノに圧倒される
店員と話し 少し弾かせてもらいキョーコのピアノを決める


「これで良いんだね?」


「うん。。 でも 2台目なんて贅沢すぎます。。」


「あれを購入する時に約束したじゃん
だから今日は決めてくれないと」と微笑む


「ありがとう。。 久遠。。」泣かないように必死に堪える


キョーコの頭を撫で店員に決めたピアノを伝え購入し
送り先の住所は名刺を渡しそこに送ってもらうことに


「思ったより早かったね 本当は他も行こうとしたんだけど
家の近所にもその店がある事に気がついて

家の方で買う事にしたから」


久遠の胸に頬を当て
「ありがとうだけじゃ 足りない。。 何て言えば。。」


「ん? 毎日おいしいキョーコとご飯よろしくね」と言ってkissをした


「ご飯は分かったけど もう1つがよく分かりません」


「分からなくて良いよ 勝手にいただくから」


「外でそういうの言わないで///」と小声で言う


「大丈夫だよ 日本語だし」と笑う


「さてどうしようか 観光するには時間無いし」


「そういえばセントラルパークってどっちなんですか?」


「この店の裏の方だよ 寄れないけど
あの交差点まで行けば見えるかもよ」


100m程歩いて交差点に来ると


「向こうに信号あるでしょ その先木が見えるでしょ?
そこがそうだよ」


「ここがそうなんですか」


「今度そこも来ようね」


「はい」と笑う


「さて間に合わないよりは 良いし 早いけど空港行っちゃおう」


タクシーを拾い空港に向かい1時間程で搭乗手続きが始まり
預けた荷物を取りに行き 次はLAへと飛び立った



6時間ちょっとでLAXに到着


「飛行機の旅 一生分した気分です。。 しかし暖かいですね」


「こっちは暖かいんだよね いつもこのくらいはある感じ
しっかし久しぶりだな・・ 家の場所覚えてるかな?」


「恐ろしい冗談ですね。。」


久遠が電話をしそしてタクシーに乗り
空港から約10km程にあるビバリーヒルズへ向かった


「本当に豪邸だらけですね にしても家の数が多い。。」


「意外と空き家だったりもしてるけどね」


そして1件の豪邸の前に止まりチャイムをし中に入る
玄関まではまだ先で その間にプールなどもあった


ありえない。。帰りたい。。 と心の中で泣く


「キョーコ どうしたの?」


「何か豪邸すぎて 帰りたくなりました。。」


「そんな事言わないで」

と言って心配そうな顔をしてキョーコを抱きしめkissをした


「ね 行こう?」


ウンと頷き 久遠が手を繋いで玄関のドアーを叩き開ける



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最初日本とU.S.で分けるつもりが無かったので

ちょっと詰めて書いてしまいました(>_<)


ちなみにスタインウェイの場所 カーネギーの近くとか

さすが分かりやすいww


そして久遠がもう1つ行こうとしていたところはハリーのNY店なんですが

2ブロック先にあるので歩いて行ける位置ですヘ(゚∀゚*)ノ






翌朝


久遠が先に起き時計を取り時間を見る


「キョーコ そろそろ起きよう」


「ん。。 だるい。。」


「ごめん でも飛行機で寝れるから」


「うん 頑張るぅー」


ヨシヨシと頭を撫で「おはよう」と言ってkissをした

そして支度を始めるが久遠が電話を始めた


「おはようございます はい そうですね あと3,40分で
出れると思います はい すいません」


「キョーコ あと30分くらいで出れる?」


「はい 出来ますよ」


「じゃ よろしく」と言ってkissをして用意を始める


少し厚手の生地のワンピースを着て
某ブランドのドレスコートを着てストールを巻いた
靴はブーツでバックはストールと同じブランドにした


そして忘れちゃいけないのがアクセ3点セット

そして軽いメークをし用意が出来た


「久遠 これで大丈夫かな?」


「どこのご令嬢ですか?」


「ダメって事ですか。。」


「いや 品があって綺麗で完璧すぎる

それに選ぶアクセが同じっていうね」
と言って微笑み首にkissをした


「さて 忘れ物ない? まぁ うちら出てから
片付けの人が来るから 忘れても大丈夫だけどね」


「私 これだけで良いんですか?」


「だって1泊分だけで足りるし 俺もこれだけだよ?
後は送られてくるけど まぁ 使うことはあまり無いかも?」


「そういえば 今思ったけど 今日の久遠
医者っていう感じしない?」と笑う


トレンチコートにボストンという感じ
PCはボストンに書類は皮のトランクケースに入れた


「大丈夫 自分でも医者って気がしてないから」


そして鍵を閉め駐車場に向かうと

医院長の代理人(執事?)の人が来ていて

久遠が家と車のキーを渡し

その人が空港まで送ってくれることに


そして久遠に耳元で

「こっちの手続きは完了しましたと言う事です」


「ありがとうございます そうお伝えください」


送迎の車の後部座席に2人で乗り久遠がキョーコの手を握る


「久遠の車はどうするの?」


「あれは処分してもらう あってもしょうがないからね
向こうに行ったらまた頼まないと」


「私も免許取ろうかな。。」


「ぇ? キョーコが運転!?」


「ダメですか?」


「いや 考えた事無かった・・ 1人で乗せるとか心配だな・・
日本と違うし」


「久遠はいくつから乗ってるの?」


「一応16歳からかな」


「日本だと18歳からなんですけどね。。」


久遠が顔を近づけてきて
「どうする?パトカーに止められて 体で払ってって言われたら」


「まさか そんな事言う警官が居るわけないじゃないですか」

と笑う


「いや 多くはないけどそういうのが居るよ?」と笑う


「私 日本に残ろうかな。。」


握ってた手に力を入れてまた顔を近づかせて


「逃がすわけないじゃん」

と言うとゆっくり唇にkissをしゆっくり離した

キョーコが近いまま久遠の唇についたリップを指で拭う


「逃げる気ないですけどね」と微笑む


そしてしばらくすると空港に到着

ティッシュでもう1回久遠の唇を優しく拭いてあげ
指についたのも拭き 車から降りた


運転手にお礼と綺麗なお辞儀をして空港の中に入る


「キョーコ NY滞在時間3時間以内でいける?」


「本当に忙しいですね。。」


「別にゆっくりしたければ1泊しちゃうから良いけど
夕方前にに飛行機に乗れれば夜の8時くらいにLA着けるから
丁度良いかな?って思って」


「そうですね それだと時差を合わせるのに楽ですね
そういえば 何しに行くのか知らないんですけど?」と笑う


「まだ内緒」


「久遠の馬鹿。。」


「何か言ったかな? ここでkissするよ?」と挑戦的な目で言う


「むぅ。。」


そして久遠がおでこと頬と首にkissをした


「なんだかんだするんじゃないですか。。」


「うん」と笑う


「よし手続きだけしちゃうか もう出来るし」


こうして手続きを済ませ久遠の荷物を預けお店を見て回った


「お店色々あるんですね」


「うん 何か欲しいのある?」


「私 フレグランスとか使わないし 特に無いですね」


「そういえば使ってないよね 理由あるの?」


「特に無いんですけど

食べ物扱うとこでそういうのは良くないので
今まで使ってなくて そのままって感じですかね?」


「そうだね でも 

キョーコそのままが良い匂いするからいらないかもね」
と微笑む


「私 匂いするんですか?」


「うん 美味しそうな匂いがする」と言ってまた微笑む


「何言ってるんですか///
やっぱり昨日あれだけじゃ足りなかったんですね」


「ん?昨日は昨日 今日は今日ってことだよ」


「さすがですね。。」


「よし そろそろ行こうか」


「はい」


こうして2人はNYへと旅発つ事になった



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だらだらと相変わらず長くてすいません(´□`。)

日本編はここで終了です


次はUS編となります

まだまだ続きますのでこれからもよろしくお願いしますm(_ _ )m