「久遠は?」


「ん・・ じゃ服かな

でもこっちで買っても着る事無さそうなんだよね」


「どうして?」


「ヒント 温度差」


「あぁ。。 冬っぽいのじゃなければ良いんじゃない?」


「そうだね じゃ 薄手の買って行こうかな」


キョーコの分も購入しつつ買い物を済ませ

3日間滞在したパリを後にしアメリカに戻った


アメリカに戻ると早速弁護士を呼んで手続きを済ませ
めでたく夫婦となった


「キョーコ 来週から俺戻ろうと思うんだけど 大丈夫?」


「うん 何気に家事が忙しくて大丈夫そうだよ?
それに色々買ったおかげで何か作れそうだから作りたいし」


「来客が来ても絶対キョーコ出ないでね
出る時はお手伝いが居る時にその人に出てもらって

分かった? アメリカって事 忘れないで」


「うん 分かった」


家で女性が1人きりのとこは狙われやすく
特にキョーコは年齢も若いため ターゲットになりやすい

高級住宅地だからとか関係なく

そういう犯罪はある事は聞いていたため
キョーコも用心はするように心がけていた


「一応外が明るければ 室内は見えないようにはなってるけど
夜外が暗いと部屋の中丸見えだから そこは気をつけてね」


久遠が留守の間に足りなくならないように
手芸関係の物や本 食材などあらゆる物を購入しておいた


そして翌週になり久遠が久しぶりの病院勤務が始まる


朝食を食べながら


「そんなに間開いてて良く病院許してくれましたね?」


「まぁ そこは親のおかげ?」と苦笑いをする


「どのくらいで本当のお医者さんになれるんですか?」


「32,3になったくらいかなぁ・・」


「あと10年もあるんですかっ!」


「アメリカは年数かかるんだよね
俺最近学生終わったばっかりみたいなもんだし」


「大変ですね。。 頑張ってください。。」


こうして久遠は病院に向かった

一応他の人たちがどういうお昼にしてるか分からなかった為
お弁当は作らず渡していない


「さて 私も家のこと済ませようかな。。
まずはキッチンの片付けと洗濯。。」


シーツなども洗うため洗濯を何度かに分けて行ったため
結構時間がかかりアイロンなどもしていると昼を過ぎていた


簡単な昼食を取り次は掃除機と

布の雑巾が付けれるフロアモップで
2Fも合わせて床を掃除する


「フロアモップ無かったら私死んでたかもしれない。。
これ雑巾がけなんて無理」

と心の中で泣いていた


「しかも家具が無いって幸せかもしれない」


次はバス・トイレなども掃除をし夕方近くになっていた


「スタンが来てからほとんど触ってないな。。弾いてあげないと」


そしてスタンと名づけたピアノを最初はゆっくり弾き始め
徐々に速度をあげて指を慣らしていた
やっぱり良いピアノって弾いてて楽しいな。。


1時間半程弾くと夕食の用意を始め
2時間経ったくらいになって久遠が帰ってきた


「キョーコ ただいま」


「おかえり」


2人抱き合いkissをするとすぐ夕食の用意をし
2人で食べながら話をする


「お昼みんなどうしてたの?」


「忙しくてそれどころじゃないって感じ」


「そう。。 久遠が心配」キョーコが心配をしつつ色々考える


「大丈夫だよ 俺元々 1日まともに食べるほうじゃなかったし」


「ダメです!」


夕食が終了しキョーコはお昼を考えながらお風呂に入り
そして寝る事に


「キョーコ」


「ん?」


「何か 考え事? 夕食からずっと上の空だよ?」


「うん 色々考えてた」


「寂しいなぁ・・ 

俺ずっとキョーコに会いたくてやっと帰って来たのに
上の空とか・・」


と言ってキョーコの胸にしがみつく


「案外と久遠って甘えん坊ですね」と髪を撫でながら微笑む


「嘘・・ ホントに・・?」


「自分の事なのに気がついてなかったの?」と笑う


「俺のが年上なのに しかもこの俺が!?」


昔の自分が走馬灯のように横切りそして落ち込む


「多少そういうのがあった方が可愛いですよ?」


「男で可愛いってどうなの」


「良いと思いますけどね 自分にだけそういうところ見せるって
それだけ信頼して気を許してるってことでしょ?」


と言って未だにしがみつく久遠の頭を撫でる


「まぁ 考えてたのって久遠のお昼の事なんですけどね」


「俺の事なの?」と嬉しそうな顔をする


「他に何があるんですか?」


「嬉しさを表現したいんですが よろしいでしょうか」


「面白い言い方ですね」


と笑い愛し合いそして寝る事に



翌朝 試しにおにぎりを渡そうと
簡単なおかずと箸で食べれるように小さなおにぎりを作って
お弁当箱に入れた


こんな日々が2週間 3週間と過ぎていった....



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翌朝

キョーコが先に目を覚ましたが目を開けずに閉じたままだった

私 夜途中で記憶がない。。

いつからこんなに破廉恥な女に。。
久遠相手じゃ しょうがないよね と一人納得し

久遠の胸に顔をつけ生肌の感触にうっとりしていた

久遠がしばらくして起きた

キョーコが起きてるとは知らず


「キョーコ 昨日はごめんね・・ 」
と言って顔を抱き寄せおでこにkissをした


昨日?どっちの事言ってるんだろう。。


「どっちの事言ってるの?」


「起きてたの?」


「半分寝てて 半分起きてる感じ。。」


「結婚式の事」


キョーコが両手で久遠の胸にあて心臓の辺りに頬を当てていた


「キョーコが愛してくれてるのは分かるんだけど
俺ダメなんだよ・・ もし言ったら拒否されるんじゃないかって
ネガティブに考えちゃうんだ」


「どうして?」


「愛しすぎてるからなのかな・・
自分の方が多く愛してると思ってるから

相手はそこまでじゃないのかも とか

俺なんて愛される資格ないとか自信を無くすんだ... 」


「結婚は前から言ってたけど 式となると嫌がるんじゃないかとか
だから強引にでもその場に来させれば式は出来るし」


「じゃ 相手の気持ちは?って思うかもしれないけど
俺 キョーコが俺を嫌いになっても手放す気が無いから
憎まれても恨まれても一緒に居たいんだ だからあんな事に・・」


「本当 ごめんね・・」


久遠の言う愛はただ言葉だけで済む愛じゃなくて

もっと深いものだとは思ってたけど
そこまでして私を。。


「ううん そう言ってくれれば言いのに。。」


「私は不器用で恥ずかしがっちゃうから
久遠みたいにストレートに表現が上手く出来ないかもしれないけど
その代わり行動ではしているつもりなんだよ?」


「久遠が思っているより私は久遠の事を愛してるの
分かり辛いかもしれないけど 覚えててね?」


と言って久遠の胸にkissをし首筋にkissマークをつけた


「見えないとこだけど///」と恥ずかしそうに言う


キョーコを強く抱きしめキョーコの頭に頬を摺り寄せる
キョーコが顔を見ようと少し離れようとすると


「ごめん見せたくない 俺 今凄く情けない顔してる・・」


「久遠 」

と久遠の顔に手を当て愛おしそうに久遠を見つめ
キョーコの顔が近づくと久遠が目を瞑りおでこや頬など
顔中にkissをし久遠の顔を胸元で抱きしめた


俺の中にまだ居る負の部分が癒されていく気分だ


しばらくして久遠が口を開き静かな声で尋ねる

「キョーコ 俺の過去聞きたい?」


「どうしたの?」


「過去の事だけど隠し事は無くして
全てを話しした方が良いんじゃないかって思えてきたんだ」


「久遠が話しても良いと思うなら構わないけど
嫌なら無理に言わなくて良いんだよ?」


久遠の頭を撫でながらキョーコが久遠に言う


「終わった事だから言うのは構わないけど
キョーコが俺の事 これからどう見るのかが怖い・・」


「女性関係を見た事がある私ですよ?ある程度承知してます」
と微笑む


「そうだったね・・」と苦笑いする


年で言うと日本でいう中学生~
セレブの人たちはお金があっても遊ぶ事に飽きてきていて
する事といったら お酒・○ラッグ・SE○しか無かった


久遠は○ラッグには手を出さなかったがその代わり
お酒・喧嘩・SE○に明け暮れてた


クーが言ってた犯罪まがいというのは喧嘩と女性問題だった


喧嘩はいわゆる傷害罪などで危うく殺人手前までいったことも


あと実際手を出したのは相手側だったり仲間なんだが
婦女暴行で警察に捕まりそうになった事もあった


「さすがアメリカですね。。 でもある程度思っていた事と
違いが無いのであまり驚きはありませんが
ただ婦女暴行って久遠が?」


「いや それは俺じゃないんだ
いくら冷たい態度は取っていてもこんな言い方もおかしいけど

俺相手はいくらでも居たし・・ そこまでして女に執着はしてない」


「たしかに。。病院でもそんな感じでしたしね。。」


「それ言われると心が痛いな」と苦笑いをする


キョーコが久遠の頭を話しをする前から撫でていて止めずに
話を聞いていた


「こんな過去がある男だけど それでも愛してくれる?」


「過去は過去です 本来そんな人じゃないのは私知ってますから
だって子供の頃の久遠と今の久遠は一緒ですよ?」と微笑む


自然とかが好きなところとか無邪気なとこは昔のコーンと同じ。。


「そういう環境に居てどうしようもなく流されてしまったんだと思います
私も否定出来ずに病院を退院したらもしかすると
あのまま尚ちゃんと結婚してたかもしれないし」


「久遠 心配しないで大丈夫 ずっと一緒だから」
と言っておでこにkissをした


「出会ってからずっと愛し続けてたけど

これが本当の愛なのかな・・ 何だか知った気がするよ」


「私も今 そんな風に思ってました」


キョーコの頭に手を当て 久遠の首に手を巻きつけ
2人でおでこを付け合い微笑んだ


キョーコのおでこにkissをし

「せっかくパリに来てるし 色々回ろうか」


「そうですね」


順にシャワーを浴び 最初にキョーコが入ると
久遠今回1つじゃなかったんだ。。もぅ///と恥ずかしがり


久遠はキョーコが付けたkissマークを見て
嬉しくて顔を歪ませていた


2人着替えも済ませようやくパリの町に出かけた


料理好きのキョーコのために3食フレンチで
デザートで有名な店を見つければそこで休憩&ティータイムをし


手芸好きのキョーコの為に
手芸の店を見つけては小物やチャート図案や本などを購入した



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