やっと追いつきました。
NHKの朝ドラ《ブギウギ》を、オンデマンドで追い掛け視聴していました。
歌劇団が舞台…
時期的にどうなの???
って、狙ったわけではないのでしょうから、
何だか皮肉なものです。
このドラマの中に出てくるセリフ、頭を大きく上下に振りながら見ております。
「そうそう!そうなのよ!!」激しく同意するセリフ満載です。
物語は戦時中に突入しました。
なので歌舞音曲は当然NGでしょう。
憲兵による取り締まりは、あのドラマのようだったのか知る由もないですが、
「最前線で戦っている兵隊たちのことを思うと、そんな派手なことはしてはいけない」
的なことを言われるのですね。
この台詞を聞いた時に、似たようなことを言われたことがあったなぁ…と思い出しました。
中学2年生の終わり頃。
3年生を送る会で、2年生は劇をすることになり。
学校生活を模した内容だったかな。
先生のモノマネをしたりして、お笑い要素有りの楽しいものでした。
ある先生の役をしていた、割と大人しめの男子。
これがなかなかハマり役で、演出的役割をしていた男子が色々と演技指導をしていました。
するとね、良くなっていくんですよ。
これがまた面白くて。
笑い転げてしまいました。
そしたらね、
ある女子が一言。
「真面目にやってるんだから、笑っちゃダメ」
いやいやいや
何言っちゃってんの?
皆を笑わせるためにやってるんでしょう?
その男子のためには、大いに笑ってあげることが何よりの賞賛ですよ。
笑ってはいけないって、彼女の中では「イジメ」みたいに思ってたんですかね?
彼は嫌なことをやらされてる、罰ゲーム的なものという認識だったのでしょうか。
ちょっと違いますが、これって、戦時中のあの
「真面目に戦ってる兵隊さんのために」
って言ってるのと根本は同じように思います。
たった14歳でこういう感覚なのですから、戦時中は…
ということを思い出しました。
そういえば、3.11の時もそんな感じでしたね。
あまりの自粛、自粛で被災地の人々からは「普通にやってくれた方がいいのに」という声がありました。
自粛といえばコロナ禍も大変でした。
戦時中と似たようなムードだったんじゃないかなぁと思ってます。