3月のイタリア滞在で教わってきたセルビアの歌をYouTubeにあげて頂きました。

P.コニョヴィッチという人の作品。
ユーゴスラビアに伝わる歌を取材し、声楽曲にしたものだそうです。
私の先生はベオグラードのご出身です。25年くらい前に、このコニョヴィッチの作品30曲ほどをCDでリリースされ、それを聞いて、とっても素敵なメロディに歌いたいとずっと思っていたんです。

楽譜は出版されておらず、先生がCDにされた30曲全てをコピーさせて頂き、12曲をレッスンして頂きました。
3週間のフィレンツェ滞在で3回ミラノに通い、12曲。譜読みの遅い私としては快挙爆笑

今回はその中から2曲を選びました。
特に2曲目で歌っているのは日本初演になると思います。1曲目は大使館で歌われたような…。他の方の演奏もYouTubeで見掛けました。そちらはわりと歌われてるのかも。

2曲目は少しマニアックなのかな。でも、詩の内容が可愛らしいのですよ。(YouTubeの画面上に載せてあります)曲を聴くと勇ましい感じがするんですけど…。レッスンでピアノを弾いてくれたロシア人の男の子と、先生が「私たち、こういうの懐かしいわよね!!」と意気投合してました
曲の中で何度も出てくる「ラドレ」は、男の人の名前です。実際にラとドとレの音は歌ってません爆笑

ピアノは昨年のリサイタルでも弾いてくださった竹内さん。9月24日の椿姫のマエストロでもあります。

良かったら聞いてください。
懐かしくて素敵なメロディです。

セルビアの歌