自分が主催する以外に、呼ばれて歌うということもあります。
お声がかかるだけありがたいです。
そういう世界です。
私一人が呼ばれるということもありますが、歌はピアノを伴いますから、たった一人でということは滅多にありません。
呼ばれた先、例えばオペラ公演とかの場合は、主宰の方でご用意されてますから、その場合は一人です。
で、
主宰が素人さん、というのはよくある話。
歌い手が何人も必要で、その主宰の方だけでは集めきれないので、とりあえず声を掛けた歌い手に誰か紹介して!となるわけです。
そうして集まった歌い手たち。
誰か紹介して!と言われた歌い手も、どんな演奏会になるのかよく分からず声を掛けたりしてね、声が掛かった方は知り合いからの紹介だから無下に断ることもできず、とりあえず出演する、ということもあるわけですよ。
で、終わって謝礼額を見てみたら、びっくりするくらい少なかった!!
ということがありまして。
そして、そのまま、同じカンパニーで似たような演奏会に引き継がれ、不満を持った人がなぜかまた、その依頼を受けていて、そして、何が起きたか。
合わせ練習で毒を吐きまくる。
一緒に出演する人たちに向けて、です。
たぶん、彼は、毒を吐いた相手が主宰だと勘違いしたのかと思いましたが、
毒を吐かなきゃいけない相手は別にいる。
こちらは全くもって、その彼と同じ立場なんですよ。
分かっていただろうに、なぜ受けたかな。
私は、受けなきゃならん大事な立場にいましたので、お受けしましたが、そりゃ、これ、関係ない人にとっては苦痛…だろうなぁ。
そしてね、私たちの仕事は、繋がりで依頼が来ることが多い。フィーリングが合ったら、何かで声を掛けようと思うのですよ。
でも嫌な思いをしたので、私のところへはお呼びしません。
それ以来、その方をお見掛けすることはありません。
お名前も忘れちゃったなぁ。