リサイタル、著作権料の掛かるものを歌ったので覚悟はしてました。結構なお値段。それは仕方ない。

どういう計算をしたのか、請求書とともに送られてきましたが、それを見ても全然分からない。


内訳を教えてくれとJASRACに電話しました。丁寧に説明してくださいましたが、それで、この数字が出た具体的な計算は?と聞いたらお送りしたものに書いてあるのがそうですって。


うん、そうだよね。それが分からない!!!

で、また詳しく教えて頂きました。

やっと納得爆笑

払いましょう、払いますよ…


で、今回、ビックリしたこと。


プッチーニのオペラ、

ジャンニ・スキッキ

にも著作権料掛かります!!!


結構、上演されてますし、ソプラノ歌手はアリアを取り出してアンコールなんかでよく歌ってます。


プッチーニは1924年に亡くなってますので、もう著作権料は払う必要は無いです。

ところが、台本を書いたジョヴァッキーノ・フォルツァーノに掛かります。


で、この人、1970年に亡くなってるのでもう50年は過ぎてるんですが、戦時加算?があるそうで。

もう面倒なので詳しくは聞きませんでしたが、70年くらいはまだ掛かるらしいです。

ということは、2040年…。19年後には恐らく著作権から外れるんでしょうけど、その頃は私、ラウレッタ…演れるかな?70歳を目前に控えたラウレッタチーン

アリアだけなら歌ってるとは思います…


ちなみに、イタリア歌曲の《ノスタルジア》にも著作権料が掛かりますよ。10年くらい前の情報ですので、外れてるかもしれませんが…。これは、ハイネの詩をイタリア語にした人に著作権料が掛かってると説明を受けました。

請求が来た時はビックリでした。普段、著作権料の掛かるものを演奏する機会はほとんどありませんもの。

「なんで請求されてるんですか??」って、JASRACに電話したのは言うまでもありません。納得しないとお支払いできませんものね。

しかも、チケット料金、客席数の少ないところでの演奏だったので振込手数料の方が額が大きかったというチーン


ものすごーーーく、バカバカしく感じましたが、そうしないといけないのですよ…

「著作権に関しては自分たちのためにも、音楽大学で授業に取り入れて勉強しなきゃいけないものなんです!」って、岐宿の子守唄を編曲してくださった方が言っておりました。


その岐宿の子守唄ですが、

どんどん歌ってくださいとの編曲家からの言葉ですので、稲城市民オペラでは機会がある毎に歌うことにしました。


このコンサートで歌います。