最初の緊急事態宣言が出されて、ホール・劇場が使用不可になり、予定していた催し物は全てキャンセルになったのは皆さん覚えておいでだと思います。


主宰している稲城市民オペラも、その期間に公演を控えていたので当然、ホールは使えなくなりキャンセルになりました。(2021年8月に延期公演終了)


その時は殆どのホールで払い戻しをしてくれたんです。大抵は公演前にキャンセルしたら、何%かはキャンセル料を支払わなければならないのですが、この時は特別処置ということで丸々戻ってきました。


そうでなければ大変なことになってました。大きなホールを押さえていたので、総額100万超えでしたもの…滝汗


ホール使用料って、結構お高いんですよ。

100万超えのホールは2000席、大ホールです。

最初に支払うのは基本料金なので、更にこれに色々と加算されます。

客席数400くらいの市民ホールで基本料金10万弱といった感じでしょうか。

(地域により格差はあります。こちらは東京)


そういえばこの時に、代金が戻ってこない!というホールもあったそうで、その渦中にいた方がだいぶ奮闘して戻すように動いていました。(戻ってきたそうです)


この時は初めてのことで、殆どのホールが良心的な感じでしたね。


それからは緊急事態宣言が出ても使用不可にはならず『人数制限』という形になりました。

緊急事態宣言中は客席数は半分に、ということになってましたね。

なのにですよ?


どこのホールも足並みを揃えたように、緊急事態宣言期間外でも客席数は半分に、ということになってましたね。

まあね、線引きが難しい…というのもあるかもしれませんが、しばらくは客席数半分が続いていました。


まあね、これは仕方ない、やむを得ないとは思っていましたよ。


で、

ホール使用料金は変わらない真顔


どう思います?

感覚としてはいつもの倍の料金を支払ってるみたいな。

チケット収入で、ホール使用料金やその他諸々の諸経費を賄いますでしょ。

他で補える?

どう考えてもチケット収入ですよね。


で、

客席数は半分真顔


つまり(全席売っても)

収入は半分真顔


プログラムに広告を載せるなどしてそこから収入を、ということも出来ますが、


客席数減らされている=広告を見る人数も減っている


なかなか広告も出してくれないですよね?


で、

ホール使用料金は通常通り真顔


演奏家はコンサートをやればやるほど赤字という状況。


ホールはお客さんが入ろうが入るまいが、電気代とか使用するものは変わらないから当然の料金だとでも思ってるのでしょうけどね。


こっちは人数制限されちゃぁねぇ…

そうすると、チケット代金を値上げしないとやってられないのですよ。(実際、当時はいつもより高めに設定しました)

全体を見渡しても、なんとなーく、チケット料金が割高になっているような感じがありました。



それでAFFとかの支援があったわけですが…

いやぁこれについては何も言うまいニヤニヤ