ソプラノ歌手・川上真澄です。
11月5日にイタリアのファエンツァという町で歌います。
その合わせ練習でした。
演奏曲は、チマッティ神父様の作品。
四人で合唱作品も歌って、各々ソロ曲も歌います。
ファエンツァは、このチマッティ神父様の故郷。
私たちはファエンツァの教会から招聘されての演奏です。
11月5日20時30分から。
会場は、Chiesa del Seminario diocesano
ファエンツァの教会です。
次の日の日曜日はミサの中でも歌います。というか、歌ミサにするみたい。ミサのための音楽もチマッティ神父様は作曲されてるのです。
この日は、急遽その楽譜も渡されました…が、どれを歌うかハッキリ決まってないという…。
チマッティ神父様の作られた音楽は、聞くととてもメロディックで、簡単そうに感じるのです。
…が、一旦、音取りを始めると、あれ?
身体に入ってくるまで、自分のものにするまで、私はかなり苦労します。今回も皆さんに助けられてます。
だってね。
ナンジャラホイと思うような曲が…
その名も
L'Articol Greco〜Lezione a 3voci pari
ギリシア語の勉強をしてる様子を描いたもの。
先生役は、バリトンの香月さん。
私たちは生徒役。
先生はヒゲが生えてるという設定かな。
生徒役は「ヒゲが来た!」とか「ヒゲが伸びた!」とか言ってます。
歌詞が「o」とか「e」とか「tu」とか「tes」とか「to」とかナンジャラホイです。
格変化を表してるのでしょうけど、この意味の無い言葉の並びが、続けて言うと
「tu testone」あなたはマヌケ
と言ってるように聞こえるのです。
勉強してるように見せかけて、実は先生をバカにしてるという…
ようやくハーモニーも揃ってきて「楽しくなってきた!」って。
和気あいあいと練習してます。
Ci vediamo in Italia!