ソプラノ歌手・川上真澄です。
クラゲ(メドゥーサ)に刺された(接触した)ところは、だいぶ良くなってきました。が、まだ完治したとは言えません。
日本のクラゲもこんなに酷くなるのでしょうか?
私の症状は刺されてすぐはそういうもの、という感じだったのですが、その後の経過はイタリア人もビックリな状態だったようです。
お友達の日本人はシチリアで刺された蚊のあとが凄いことになったそうで、今度からは予防接種を受けてきたら?なんて言われたそうです
イタリアの南はアフリカですからね。ヨーロッパって思わない方がいいのかもしれません。
私のクラゲにしろ、その蚊にしろ、もしかしたら日本人には強すぎる毒なのかも。
クラゲに刺されたってことで、周りに居たイタリア人が助けてくれました。
ペースト状のものを塗って毒を吸い出すようです。ペーストが乾いたら水で流して、ということでした。
刺されてすぐは、かなり痛かったです。呼吸がしづらいような感覚があったので、アレルギー、アナフィラキーショックのような状態だったのかもしれませんね。
小さな水膨れが山ほど出来てました。
痒みが増してきたので、薬局に薬を求めに行きました。
で、薬局のお兄さんもビックリ。メドゥーサでこんなになるの見たことない!って。
塗り薬を出してくれたのですが、これが逆効果になってしまったのか赤く腫れ上がり痒みで夜中に目が覚めました。出して頂いた薬はネオマイシン入りの塗り薬。もしかしたらネオマイシンに反応したのかもしれません。
アルベルトもお医者さんも驚いた顔をしていました。
痒みは激しく、指は曲がらず、指の付け根まで腫れ上がってしまいました。
痒い痒い言ってたらアルベルトが「歯磨き粉つけとけ!」って。医者に行くまで歯磨き粉つけてました。結構、楽になりましたよ。
お医者さんが出してくれた薬は、抗生剤入りの塗り薬、リュウマチなどで処方される飲み薬と痒みをおさえる飲み薬。
一つひとつ盛り上がってて気持ち悪いです。
皮膚科では、抗生物質の飲み薬、痒みをおさえるアレルギーの薬。このアレルギーの薬は、風邪を引いて咳が止まらない時に(別のお医者さんですが)出して頂く薬です。花粉症にも用いられる薬。こういった皮膚の痒みにも効くのですね。
それから化膿止めなどの塗り薬が3種類。
そして今日。薬を飲み始めて5日目。
さて、完治するのはいつになるでしょうね?
色素沈着するのではないかと思っています。薄くなるといいのですが…
イタリア滞在中から人差し指は大きめの絆創膏で保護しています。
とても使い勝手が良かったのに、もう使い切ってしまいました。
旦那ちゃんに「エッセルンガで買ってきて!」って。
その後、日本で同じ大きさの物を購入し使ってみたら、
日本の物の方が優秀です!!
あちらのは一度水で濡れると貼り直してましたから。