色々な準備をしていました。

春にはお庭にチューリップが欲しいので球根を植えました。

それから年末の準備で喪中ハガキを。

それに4月22日の公演の準備。

この公演では、色々なオペラの中から愛の場面をテノールとソプラノで歌います。

一緒に演奏するのはピアノの他、ファゴットとクラリネットです。ナビゲータにはオペラ演出家を

稲城市iプラザでの公演なんですが、なんと全員稲城市在住!しかも出演者6人のうち4人は同じ地区です。

さて
練習を始める前に楽譜の準備をしなければなりません。

オペラはオーケストラでかかれていますが、そのオケ譜からファゴットとクラリネットを取り出して、ヴォーカル・ピアノスコアと照らし合わせ、新しく編曲します。

私では無理です!
(ソルフェージュ・楽典的なことを歌の人間にやらせないのは暗黙の了解かな)

そこで、夏の香川公演でご一緒するクラリネット奏者の明美さんがやってくれることになりました

オペラのピアノスコアは、オーケストラをピアノのために編曲してあるので、演奏箇所によってはクラリネットやファゴットと同じメロディを奏するところもあります。

さて、どうするか。

明美さんから「重なってるところはどちらを生かしますか?クラリネットをオケ譜のまま、ピアノは弦パートに移動でいいですか?」と連絡がきました。

「好きにやっちゃって!」と言いたいところですが、今度はピアニストに聞いてみないといけません。

『その音が抜けたら歌が入れなくなる』などの、歌い手目線で考えてくれるのはピアニストだからです(だから私たちはピアニストに頭が上がらない…!)

そういうわけでピアニストともお話して解決。後は出来上がった譜面で練習して調整です。

オペラの重唱やアリアをコンサートで演奏する場合、伴奏はピアノのみでやられることが殆どですが、有り難いことにこうして同じ市に住み、協力して一緒に演奏できる幸せ!(もちろん、聞きにいらしたお客様に幸せを感じて貰うことが一番の幸せです)

みんなに協力して頂いてどうやってお返ししたらいいものか…。私はひたすら美味しいご飯を作って皆さんに食べて貰いますね!

ピアノ伴奏の演奏も良いですが、さらに楽器が加わることで音に厚みが出て、色彩が豊かになるように感じます。

楽しみにしていてくださいね(o^∀^o)

2012年4月22日(日)
14時~
稲城市立iプラザです。