サツマイモの季節になりましたね。娘が幼稚園の芋掘りでサツマイモを沢山持って帰ってきました

そういえばサツマイモって、イタリアでは見たことありませんでした。
一年間サツマイモ抜きっていうのは、ちょっと辛かったです。

イタリアの秋の味覚は色々あるのですから、ちょっとの間くらい我慢すればいいのでしょうけど、一時帰国した際にサツマイモをイタリアに持って行くことにしました。
10年位前の話です。

スーパーで立派なサツマイモを買い込みスーツケースの服の間にしまい込みました。無事に出国。

そして…
ミラノのホテルでスーツケースを開けると

アルコールの臭いがします…
一緒に入れた梅酒かと思い(一年ぶりの梅酒!)荷物をガサゴソ捜索開始

梅酒は無事です。

アルコール…

化粧水かと思いガサゴソ

化粧品も無事。

臭いの元をたどっていくと、

何とサツマイモがビニールの袋の中でぶよぶよになって液体を発しています!腐ってる?1日2日でサツマイモが腐るわけありません。あぁ私のサツマイモ…。

おそらく、飛行機の荷物室で凍って、地上に降りて一気に温かくなり腐ったのではないかと思います。腐ったといってもそれほどイヤな臭いではなかったので、なんでしょう…。発酵臭というか。

どうやら『芋焼酎』を作ってしまったようです!飲めるのか!?

こうして、イタリアでサツマイモを食べる夢は消え去りました。
イタリア人に「こんなに美味しい芋があるんだよ」って自慢したかったんだけどなぁ。干し芋にしとけば良かった。

娘が持ち帰ったサツマイモはリンゴとレーズン、レモン汁で煮ました。

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シナモンをふりかけて
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