クラリネットと合わせをすると色々と発見があって楽しいです。

歌では楽譜上は休符は無いのに、歌詞により楽譜には書けない極々短い休符が生じてしまう箇所や

言葉のアクセントによりスラーやテヌートがついてないのに、ついているような歌い方になる箇所など、

声楽的感覚に基づく奏法があるようです。
こんな具合なので、歌のパートを楽器の方が演奏するのは大変みたい。

楽器の方からしてみると『暗黙の了解』的なことだらけなのかもしれないです。

実際にそういう箇所を楽譜に記すのに「どう書けばいいんだ?」と困惑されてました。
「歌詞を書き入れるしかないでしょう?」と言うと「それでは判らない」と。

今、クラリネットの堀川豊彦先生は不思議ワールドをさまよっているのでしょうね…。
コンサートのタイトル変えようかしら

『不思議の国の豊彦』
(^w^)

昨日の練習を終えてピアノの山口奈々子さんが「声楽的感覚と器楽的感覚が入り乱れるオペラの現場をまとめる指揮者って、凄いと思う」と話していました。

確かに。
ヨーロッパではオペラを振って一人前の指揮者、という見方があるくらいですものね。