カルチャーでの先週からの宿題です。
『息を吸い込みながら声を出す』ことについて。

前回、質問頂いた時は時間が無い中で話を聞いたのでよく判りませんでしたが、よくよく聞いてみると、ある歌でブレスの時に息を吸ったら声が出てしまったという話らしい…。
ブレスの間があまり無い時に急いで息を吸ったら一緒に声も出ちゃったそうです。

この生徒さんが歌っているときに、そういったことはしてなかったと思うので、いつもそうでしたか?と聞くと、この教室でやった曲ではなかったんですって。見逃してたかと思って、一週間眠れませんでしたよ…!

ある曲で、ブレスの間が取れない箇所があって、だけれども、そこでブレスをしないと息が続かない部分があるそうで、急いで吸った時に吸い込み音を通り越して声まで出しちゃったんですね。

息を入れなきゃ!と思いすぎることにも問題があると思うのですが、ブレスっていうものの考え方のひとつに『息は入るもの』というのがあります

無理やり入れなくったって、無くなれば入るという…。何とも禅問答みたいですけどね。

生徒さんも一週間、どうしたらいいか考えていらっしゃったようで「鼻から吸います」なんて言ってましたが、息をたくさん欲しいのなら、鼻からだけでは無理かもしれません。(鼻からブレス、口からブレスに関してクラリネットの方と話したことがあります。いつかアップしますね)

曲を見ていないので何とも言えませんが、フレーズとフレーズの間でのブレスでしょうから、ブレスを音楽的表現の味方につければいいのです。この辺は実際にレッスンしてみないと…といった感じでしょうか。

最終的には『支え』の問題だろうと思っています