らっきょうを漬けました

この漬け方は母から教わったものです。
そして母はそのまた母から教わったもの。

漬けた最後の一粒まで
カリカリっとしてて
美味しいのです。
きっとこれは漬け方に秘密があるのでしょう。

今年に入ってすぐにその祖母が亡くなりました。

口だけは達者で、まだまだ死にそうになかったので突然のことに母は相当なショックを受けていました。もちろん私もです

いやぁでも、ばぁちゃん口悪かったのよねにひひ
何でそんな言い方するの!?と思うことはしょっちゅうで、被害に合わなかった人はいないんじゃないかしら。
生まれ育った佐世保弁と嫁ぎ先の佐賀の有田弁が混ざった言葉で、ひねった内容の言葉が返ってくるんですから、そりゃあもう、佐世保弁で応酬できるこのあたしだってたまりませんにひひ

だけど茶目っ気たっぷりな人で、私たちの披露宴で一度会ったきりなのに「あぁ、あのおばあちゃんね!」と
強烈な印象を残す人でした。

祖母は料理の上手な人でした。
マカロニサラダを作っていた小学生の時の私に
「お砂糖を少し加えてごらん」
確かに美味しくなりました。

白和えの作り方を教えてくれたのも祖母でした

饅頭作りも得意だったそうですが、母も私も教わらずに終わりました。

私の着物好きなのも花を育てるのも祖母譲りでしょう

祖母が嫁ぐ時につけた
『丸帯』は私の手元にあります。剥いで袋帯二本にして私と妹で持っていなさい、そう言われましたが、着物屋さんに丸帯のまま取っておきましょう、と言われてそのままです。歴史的価値が高いようです。50年以上昔の戦時中の丸帯です。

そんな祖母に祖父は一目惚れしたんですよね。
お見合いにこぎつけるまではストーカーじゃん!じいちゃんよ…
それから戦時中のデートの話など聞かせて貰いました。

でも結婚してビックリ!明治生まれの姑とのバトルは壮絶だったようです

らっきょうがどうなったかは
作り方を忘れないためにもこのブログにアップしますね。

私も娘に伝えないといけませんから。