先日、一龍斎貞弥さんの講談を聞きに行ってきました。

講談というとどういうイメージを持たれるでしょうか?

お客様はお年寄りの方ばかりと思いきや、私と同じか若い方も多数いらっしゃって客席は満席、座れない方もいらっしゃる程でした。


貞弥さんはさすが声優さんだけあって、声に艶があり何とも聞き易い、耳にすっと入ってくる美声をお持ちです。

あっという間にお話の世界に引き込まれていきました。

目に映っているのは貞弥さんのお姿なのに、物語の登場人物の顔立ち、着物の色や柄、背景やその匂いまで頭の中に描き出されるのです。
まるで自分がその場にいるようです。

貞弥さんの声によるキャラクター分けも見事でした。

中でも『羽子板娘』に出てきた若い娘さんの酔っ払った様子なんて、その辺の女優顔負けでしたよ!

年齢は私より上の方ですが(女性に年齢のことなんて、ごめんなさい)芸に年齢なんて関係ないのですね。(この辺はオペラと同じですね)貞弥さん演じるこの娘さん、見事に二十歳前の娘さんそのものでした。
とっても瑞々しくて色っぽくて、私が男なら惚れちゃうかもにひひ

この『羽子板娘』、続きものだそうで、もっと話が聞きたい!この後どうなるの?というところでお話が終わりました。続きは次回で、というわけです。これは何としても次回も出掛けなければなりませんね。



ソプラノ川上真澄の音楽とバラがいっぱい、時々子育てブログへようこそ!-110607_2057~01.jpg

終わって、貞弥さんと一緒に撮って頂きました。
着物姿の方が貞弥さんです。声だけでなく、美人さんでしょう?