そう…甘やかし週間続行中です。
やることがやってもやっても終わらない…。
根詰めてやる、疲れる、効率が落ちる、時間かかる。。。
で、最後には体調を崩す
いかん。。。これはいかんぞというわけで、
どうしても食べたかったメロンパン、をさっと焼いてみました。
ドイツのパン屋さんでは絶対に売られていないメロンパン。。。
無いものは作ってしまえ!という母の教えに従い(笑)
作ってみました。
おいしいいいいいいい!!明日には、ソウルメイトのTもよちゃんへ
おすそ分け
そして昨日の夜はママンと一緒に研修へ!
ずっと聞いてみたかったテーマ「生と死」大変面白かったです。
教会音楽家だけでなくLektorや宗教の先生、終末期医療のお医者さんまで
様々な職種の人が集まっていました。
研修会場の中庭が本当に素敵で、休憩中に思わず見入ってしまいました。
奥に見える教会の壁はStuttgartで一番古い教会の壁なんだそう。
さて、実は先週お葬儀の依頼がありました。
教会音楽家にとってお葬儀の奏楽依頼は残念ながら日常茶飯事。
しかし、故人の名前が目に入った瞬間氷つきました。
大切な友人の名前がそこにあったのです。
今も比較的クリスチャンの多いおらが村の音楽家でいるということは、
大切な村の人たちの、洗礼、初聖体、堅信、結婚。。。そしてお葬儀など人生の節目に立ち会うということなのだと強く感じました。
彼女は長い間アルコール依存症と戦っていました。
夜泣きながら電話してきて、また飲んじゃった。。と何回も繰り返してきました。
どんなに頭で彼女は病気なんだ!とわかっていても裏切られた。。。という無力感に何度も打ちのめされました。
それでも、禁酒の苦しさを忘れるために私が彼女にしてあげられることはすべてしてきたつもりでした。
痛みで眠れないという彼女のために一晩中寄り添ったこともありました。
なのに、私は彼女の最後の電話を無視しました。
年末に1度だけ連絡してきた彼女は、留守電に呂律の回っていないメッセージを残していきました。
ああ、また飲んでしまったかな?と思った時私は逃げ出したくなり、
また電話してくるだろうな、と勝手に考えて私の方からかけなおしませんでした。。。
忙しさにかまけてすっかり忘れたころ、私はふと彼女のことが気になり、共通の友人でもあるママンに彼女のことについて聞いてみました。ママンが彼女の自宅に電話してみましたが、繋がらず、彼女のソーシャルワーカーや家庭医、かかりつけ医に電話してくれましたが、誰も所在を言ってはくれませんでした。最後に警察が彼女の自宅を訪ねて、自宅で亡くなっているところが発見されたそうです。
勿論、医療従事者やソーシャルワーカーに守秘義務があるのは知っています。
でも、どうしてすぐに情報を開示してくれなかったのだろう。
職場のオフィスで葬儀者のリストで彼女の死を知るなんて。。。
彼女はどんな風にして、旅立ったの?
唯一分かるのは、彼女は一人で、たった一人で旅立ったということ。
何を最期に私に伝えたかったのだろう。。
何度も何度も留守電を聞いていますが、良く聞き取れないのです。
後悔しても、してもしきれないとは此の事。
ドイツにきて初めて、大声を出して、人目もはばからずに泣きました。
でも戻ってこない彼女のメッセージ。
なかなか立ち直れませんが、来週の火曜日のお葬儀は、
全力で奏楽したいと思っています。
Liebe Angelika was,was wolltest du mir sagen ??
みい