笑いと癒しの音楽クリエイター、セシリアみつよです。
いつも読んで下さって、どうもありがとうございます。
久しぶりに、オルゴナイトを作りました。
私が教えている生徒さんが、昨年デュオを組みました。どうやら学校、学年が同じだったようで、連弾出来たらいいね~から始まった事です。
寝屋川市アルカスピアノコンクールに出てみようとなり、予選を通過。
もも娘が、玄関に置いてあるピアノ型オルゴナイトを気に入ったようで、お母さまが「コンクール優勝したら買ってあげるよ~」とおっしゃいました。
もう1人のすず娘も、何故か同じものを気に入ったとかで、
「じゃあ、2人とも、優勝したら先生が作ってあげるわ~」と約束しました。
1台4手連弾チャレンジAコースというのに出て、小学生から中学生くらいまでが対象。
舞台出てくる2人見ても、「ちっっさ」と思うくらいですから、技術や音量は中学生に負けます。
だからオルゴナイトも忘れ、「思い切って弾いてきたらええやん」と、一同送り出しました。
ほな、取ってしまったんですよね、1位のトロフィー。
ホンマみんな上手で、「う~ん、よくて2位かな~」と思ってましたから、一番最後に名前を呼ばれて、泣きましたですョ。
私、自分が賞を取っても、何しても泣いた事ないんですけど、ホンマ、嬉しかったです。
嬉しさ全開の写真、ピアノの部屋に飾っています。
で、「お正月休みに作ったげるわ~」と言ってたのに、何か忙しくて作れなくて、3月のウィナーズコンサート(1位の人達ばっかりが出るコンサート)までに何とか間に合わせたい、と作り始めました。
まずは道具類を出すことろから。
押し入れの奥にしまってたからひっぱり出し、必要な型、クリスタル、ラメなどを確認。
1年くらい作ってなかったのですが、作ってみて「私、ようこんな作業やってたな~」と思いました。
私の作り方は、1つの型に3工程以上に分かれます。だから1つに5日はかかります。
大きい物なら、1週間~10日、毎日ちまちまと作っていきます。
今回のは小さいし、薄いので5日。
1日目。
土台の透明部分。薄くクリスタルレジンを流して終わり。
1日待ちます。UVレジンじゃないので、固まるのに1日はかかります。
2日目。
鍵盤部分に白と黒のマニキュアで色を付けます。
しっかり乾くまで数時間待ちます。
その後、作ったレジン液をちょっとだけノリのように薄く薄く塗って、星型ラインストーンや、星型ラメを、ピックアップペンシルで拾い、またパールなども配置します。
3日目。
またノリのようにレジンを塗り、天の川のようにまずシルバーのラメ、その後、水色や紺色のラメを、極小スプーンですくって、砂絵を描くように振りかけていきます。
その上に、クリスタルを置いて行きます。
今回使ったのは、夜空を濃いくしたいので、ラピスラズリ、アメジストを多め、その間を埋めるように、ガーネットや水晶を入れました。
4日目。
その上に、銅金属を置いて行きます。
その上から、ヒタヒタまでレジンを流して、今度はしっかり乾かしたいので、約1日半~2日待ちます。
コワイのは、取り出すまでどうなってるか解からない事。
もしかしたら、デッカイ気泡があるかもしれない。ラメがばらけてるかもしれない。
5日目。
取り出したものは、そのままでも綺麗ですが、すりガラス調な型なので、キラキラさせたいです。なので、今度は筆でUVレジンを縫って、UVライトを照射。
その後は、裏面を平らになるよう削って、角が鋭いので削ります。
これはまだUVレジンを塗る前。塗ったらもっとペカペカになります。
それでようやく完成~。
レジンは必ず余るので、もう1つ、別のを作りました。
白鳥のカボション(大)があって、それを使いたいな~と、ダイア型(大)で。
私のは、絵を描いたような感じの物が多く、一度、シンプルで透明感のあるものを作りたかったのでした。
ど~しても、オブジェとしてより、何かキャンバスに描く感じになってまうんです。
絵のようなって、こんな感じ。
ピアノ型程細々せず、白鳥の周りをキラキラな光があたるように、金銀の細かいホログラム・ラメをちょっとだけ撒いて、その後は、七色のカラーフィルムで仕上げました。
それが固まったら、水色や緑系のクリスタルを使って、涼しげに。
出来上がるまで、全然どうなってるか解かりません。
逆さまに作っていくので、想像して作るしかありません。
んで、取り出したのが、これ。
何か、お菓子みたいに、おいしそうでした。
食べたらアカンで。
でも、久しぶりに、面白かったな~。
ブログの『オルゴナイト』のところに載ってるものは、今はほとんどないですけど(更新してない)、オーダーがあれば作ります。
ただ、本職は音楽なので、音楽の仕事のない時になりますが、それでよろしければ。
2人が喜んでくれることを祈ります。
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