著者はカルバリー・チャペルというキリスト教の一派の牧師で、結婚カウンセラーも務めているという。

 

結婚を控えている人もすでに結婚生活を送っている人でも役に立つ内容である。ただし、読むのは前半だけでよい。

前半に書かれている、男性=ウルトラマン、女性=シンデレラと、男女のマインドの違いを的確に表現したくだりは興味深い。男は本質的にウルトラマンでありスーパーヒーローだから、常に自分が正しくなければならないし、戦闘(仕事)から戻ってきたら凱旋してきた英雄のように褒め称えて迎えてあげるべきなんだそうである。すごくわかりやすい。男女のコミュニケーションの仕方の違いなど具体例を挙げて解説しているのもよい。

 

後半はキリスト教をベースに結婚の意義がテンション高めに熱弁されている。幸福な結婚生活を送っているカップル(著者の知り合いの宗教関係者)の言葉が紹介されているが、忘れてはならないのは彼らの場合は同じ宗教の信者同士であり、宗教が根底にあっての結婚生活だということである。アガペーなんていう概念も持ち出されているが、無宗教の一般人はそこまで思い詰める必要はない。というか、そこまで求めるとなかなか結婚に行き着けないだろう。なので、相手に100%コミットするとかすべてを捧げるとか、そういう部分は正面から受けとめないようにすることをおすすめする。