大学の同窓会学会に参加してきました。毎年、この学会には演題をだしていましたが、今回は71歳にもなって、若い人たちの初演題の中に、年寄りがしゃしゃり出るのはと思い、演題は出しませんでした。

初々しい発表を聴きながら、自分の46年前の眼光学学会での初演題を思い出していました。名古屋からつくば市まで、一人で出かけ、教授も、同僚も誰もいない場所での発表で、日帰りで疲れたということだけ、覚えています。

興味を持った演題には質問し、Young Investigatorの講演は「網膜血流から読み解く糖尿病網膜症の病態と3D硝子体手術」を旭川医大の今野杏美 先生が、特別講演は、東京医療センターの野田 徹 先生の「眼科手術の基本操作の公式と眼科手術教育」に感銘を受けました。今野先生は、お父様の仕事を引き継いで、DMRの網膜血流を研究され、全ての手術を3Dヘッドアップサージェリーでやるバイタリティに驚嘆しましたし、野田先生の眼科手術の基本は型である、武術や芸術と同じように、自然法則を利用した操作はゴッドハンドではなくcommon handsであるという言葉はしみました。

また、久しぶりにお会いできた三宅養三先生とも、学会場や懇親会場でお話しでき、楽しい時間を過ごさせていただきました。