当院では、サプリメントとして紹介しているものは、HG-EVO(水素サプリ:NTGなど)、オキュバイト(黄斑疾患)、グラジェノックス(緑内障)、玄米酵素の4種類があります。サプリメントは薬にならないもので、疾患に効果がある、あるいは予防的に使用するものと思われます。白内障は手術により、治りますが、緑内障や黄斑疾患に関しては、進行を遅らせるだけで、完全に治るものではありません。勿論、手術、点眼、内服などできることはありますが、高眼圧の緑内障であれば、眼圧を下げることができれば、進行を遅くすることができますが、正常眼圧緑内障の場合は、元々、眼圧が低いために、それ以上眼圧を下げることができない。眼圧が原因ではなく、眼血流が悪いために、酸化ストレスが増えたり、網膜神経線維が薄くなり、視野欠損が、進んでいる場合があります。

濾過手術で今より下げることは可能ですが、手術のリスクもありますし、それだけで進行が止まらない場合もあります。その場合、サプリメントの出番になります。水素は腸内の水素産生菌から発生するものですので、生理的なものですので、薬にはなりません。

水素の吸入の方が、体内に入る水素量は多いですが、週1回以上の通院が困難な場合、サプリであれば、毎日内服できますので、通院が難しい人でも可能です。呼気中の水素濃度は内服前、1~5ppmぐらいですが、3か月以上内服すると10ppm以上になります。

百寿者の人は、100歳過ぎても、健康で、病気をしないですが、その人たちは、水素産生菌が未だに活発で、腸内で水素をつくっています。呼気中の水素濃度を測定すると30ppm以上あります。オキュバイトはアメリカでは黄斑変性症の治療薬として認可されていますが、日本では長期の二重盲検での検査ができないため、サプリになっています。グラジエノックスも酸化ストレスの減少や眼圧の低下が報告されていますが、完全な二重盲検ができていないためサプリとなっています。玄米酵素については健康や予防に対しての使用になります。

サプリメントは、保険診療ではなく自費になるため、その人にとって、金額が負担になるかどうか?少しでも、症状を軽くしたい。でも、他に方法がない場合、あるいは予防的に使用されるべきものだと思います。