昨日は、硝子体YAGレーザーを2例施行しました。高度近視があると、眼軸長が延長し硝子体が液化しやすくなり、後部硝子体剥離がおきやすくなります。視神経乳頭には後部硝子体剥離がないので、視神経乳頭の形のリング状の後部硝子体剥離がおこり、それが、硝子体をゆらゆら動き、見え方の邪魔をします。周辺まで剥離すると、距離が離れますので、あまり気にならなくなる場合がありますので、最低3か月を様子を見ますが、細かい作業をする人や、ディスプレイでの設計などをする場合、飛蚊症が邪魔をするため、何とかしてほしいと眼科にいらっしゃいます。勿論、硝子体手術をすれば、濁りを取ることはできますが、硝子体手術をすると、核白内障になるので、50歳以上の人は白内障硝子体同時手術になってしまいます。そのため、なかなか、患者さんもそこまで踏み込めないので、硝子体YAGレーザーを希望されます。
柔らかい濁りはYAGレーザーで焼けないので、硬いものに限られますが、患者さんには、ありがたい手術です。ただ、保険適応がないので、自費診療になります。また、位置の同定が難しいのと、ピントが合いにくいので、1回で焼ききれないこともあり、2回、3回と分けることもあります。非常に細かい作業ですので、かなり疲れます。二人やると、ぐったりします。