多焦点眼内レンズが先進医療になって、12年で、多焦点眼内レンズ挿入術は、先進医療から外れました。これは、多焦点眼内レンズの成績が悪かったわけではなく、効果が認められた先進医療は本来保険になるものですが、そうすると、ほぼ、全員が単焦点ではなく、多焦点眼内レンズを希望しますので、現在、16200点の保険点数が、3万点とか5万点になると医療財政上困るからという経済的な問題から、却下されたというわけです。これまで先進医療でしたので、民間の医療保険で先進医療特約が付いていた場合、無料で多焦点眼内レンズが挿入できたわけですが、一般の方は最初、認知されておらず、先進医療から多焦点が亡くなるというのが、ニュースになってから、突然、患者さんが眼科に集まり、先進医療で多焦点眼内レンズ挿入する人が、多くなりました。例えば、1日の手術で多焦点が9例で、単焦点が1例という日もありました。それが、先進医療が打ち切られたとたん、多焦点はほぼ0になり、単焦点の患者さんに戻りました。
厚生労働省はさすがに完全な自費に戻すのは、難しいと考えたのが、選定医療という特殊な方法を考え出しました。
これは、白内障手術は保険で、レンズは自費にするというもので、いわゆる、混合診療の一種です。でも、やはり日本では水と安全と医療はただ(無料)という思想が強く、選定医療を選んで多焦点眼内レンズを入れる人は少数です。実際、セントラルアイクリニックデ、多焦点眼内レンズ挿入術を選ぶ人は、自費診療でもよいから、一番良いレンズを選びたいひとだけで、オーダーメイドの多焦点を選ばれる人が多いです。そこで、生命保険会社の人に提案ですが、先進医療特約のように、選定医療特約の保険を販売されたらいかがでしょうか?選定医療は大病院が紹介状のない患者さんに対して自費で5000円とか1万円徴収するよいなかんじでしか、ないため、あまり、患者さんに対してメリットがなかったと思いますが、多焦点眼内レンズ挿入術が加わったのですから、保険の加入者が非常に増加します。先進医療特約が非常によく売れたのと同じ感じです。多焦点眼内レンズの自費部分はせいぜい1眼50万程度ですので、保険会社の持ち出しも少なく、新しい保険としてはうってつけだと思います。是非、ご検討ください。