人は、学校で習ったり,成書で読んだことは信じるが、

はじめて聞いたことに関しては、理解できないため、拒否反応を示す。コロナ感染、コロナワクチンも同様である。

 私にとっては、1990年代にはじめて知ったLASIK,PRKも同様であった。なぜ、それで視力が出るのか?安全なのか、知らないことを理解するために、そのころ、LASIKをやっている施設を片っ端から見学に行き、教えを請うた。それで、なるほど、と思い。屈折調節が専門である自分がやるべきであるし、問題点を知るには自分自身が手術をやるべきであるととともに、自分自身が手術を受けた。それで、かなりの部分が理解でき、やってよいところ、やるべきでないところがわかった。次に多焦点眼内レンズが出た時にも、これは、屈折矯正手術を手掛ける施設がやるべきだと思った。なぜなら、一定程度、度数のずれがあり、それを、矯正しなければ、患者は満足しない。この手術も自分自身が受けてより理解が深まった。

 今回の水素吸入も自分自身で吸入することにより、水素の長所、短所を知ることができた。また、血流スコープよりも、OCTAを用いることにより血流が改善することを、簡単に把握でき、説明もできる。ことがわかった。

 LASIKの時も、多焦点眼内レンズの時も、水素吸入に対しても、頭の固い自分の知識の中でしか判断できない医師は反対し、拒否反応を示した。水素の同じで、そんな万能に効果が出るはずがないという思い込みで判断する。否定するより、まず実際自分自身が試して、さらに患者さんに試してどうなのか、判断していただきたい。

自分自身がやらないものを人に押し付けるのはおかしいし、説得力がない。