網膜色素変性症は光を受け止める視細胞が消失あるいは機能が失われた状態で、最終的には失明する病気です。5000人に1人で失明原因の第2位の難病です。当院でも30人程度の人が通院されています。現時点では治療法がなく、患者さんはほとんどの病院では、ロービジョンとしての見え方の助けをどうするかということだけで、通院することはほとんどありません。

当院では、これまで30年前に高圧酸素療法により、一時的に視力を回復する方法を総合上飯田第一病院時代、行い、近隣から多くの士気辺の患者さんが集まりました。しかし、酸素の吸入はローソクが酸素によりよく燃えてローソクが早く消耗するということがわかり、止めました。また、酸素吸入がヒドロキシラジカルを増やし、より血管の収縮を強くすることより、血管拡張作用のある近赤外線レーザーによる星状神経ブロック及び高濃度水素吸入療法を現在は取り入れています。ただ、対症療法であることは否めず、根本的な治療としての遺伝子治療が望まれていましたが、2024年より慶応大学にて栗原准教授らによる光遺伝子学を活用した資格再生医療が始まり、、キメロロドプシンの遺伝子を組み込んだウイルスを硝子体内注射で人に投与する治験がスタートします。

健常者と同じように戻すのは難しいが、夜間に歩行ができるまで視覚を再生することを目標にしています。

最初は視力0あるいは光覚弁の患者さんが対象ですが、ゆくゆくは保険収載を目指しているそうです。当院からも、申し込めますので、網膜色素変性症の方は、ご相談ください。少しでも血流を維持するために、現在当院でできるのは高濃度水素吸入療法があります。そちらに関してもご相談ください。

医療法人セントラルアイクリニック:渥美一成:052-587-4976