自分では、若いと思っていても、誰もが年を取ってゆきます。眼科医になってから43年、いつの間にか68歳を迎えています。

 4年前に前立腺肥大でレーザー手術を行い、今年は、胃潰瘍で知らないうちに出血し、貧血となり、歩けなくなりました。輸血で、ヘモグロビンの値が6.2から10迄戻り、歩けるようになりましたが、心臓カテーテル検査で、冠動脈の一部に狭窄を認め、ステント留置術を行いました。

 現在も抗血小板剤2剤、鉄剤、胃潰瘍の薬と4種類の薬を内服しています。

 1年半前から高濃度水素酸素混合ガス吸入を始め、抗酸化、抗老化と意気込んでいましたが、全てが、それで老化が止まるわけではありません。

 自分自身の水素の効果を考えると、睡眠の量も質も良くなった(以前は眠剤を使用していたが、今は、全く必要ない)、前立腺肥大の手術後下がっていたPSAが再度上昇10しましたが、吸入で4.9まで低下、血圧は出血したこともありますが、110/70mmHGと低下、肝機能、腎機能の正常化、腎結石消失、仕事に対する前向きさが戻ってきた(体調が悪い時でも同様)など、良いことがたくさんあります。

 ただ、物忘れなど、年齢相応のことがなくなるわけではありません。

 私自身としてはアルツハイマーなどにならないように老化してくれれば良いと考えています。

 コロナ禍、コロナ後でもコロナ感染、インフルエンザ感染など全く感染していないのも免疫力が上がっているからだと考えています。老化はあらがえないですが、少しでも、人間としての尊厳が保たれるような老化であってほしいものだと思っています。

 水素の吸入前後のOCTAによる眼血流を観察すると、3か月や6か月吸入を続けた人の眼血流は明らかによくなっています。眼血流が良くなるということは、全身の血流もよくなっているのですから、眼の病気だけでなく、老化も少しは抑えてくれているのではないかと信じています。