明日から、東京国際フォーラムで第77回日本臨床眼科学会が開催されます。私は明日の14時58分から4分間の講演です。ショートタイトル「黄斑変性の水素吸入前後の眼血流」をポスター展示で発表します。場所は東京国際フォーラム 7F 「ホールB7 エリア4」です。明日も、明後日も外来があるので、明日外来終了後、新幹線に飛び乗って、学会場に行きます。発表が終われば、その日の他の演題を聞いて、名古屋に戻ります。

土曜日の外来後、再び東京です。

 今回の演題は、眼光学学会、緑内障学会に引き続き、病変部位の網膜血流が高濃度水素吸入により増加するというものです。検査はOCTAを用い30分吸入前後、3か月吸入後(週1回30分吸入)後、測定いたします。カラーマッピングで見ると、劇的に血流改善があることがわかります。患者さんに、水素吸入前後の網膜血管密度の増減を見せると、すぐに納得してもらえます。網膜分離症が水素吸入後、アイリーア1回注射で消失し、その後9か月週1回の水素吸入だけで再発はありません。黄斑変性症の浸潤型、萎縮型どちらも、水素吸入により網膜血流が増えます。増えた状態で抗VEGF抗体を注射すればSRFも1発でよくなりますし、再発間隔も減少します。萎縮型は治療法がないですが、水素は唯一の治療法であると考えています。ただ、萎縮型で、効果のある患者さんとない患者さんの違いが判りません。

そのあたり、ポスターですので、金曜日から日曜日迄張られていますので、じっくりみてください。質問のある方は発表時間にお越しください。是非、皆さんに高濃度水素吸入の力を実感していただき、是非,ご自身であるいは患者さんで試してください。正常な人には水素は全く効果はありません。病気の人、ヒドロキシラジカルが多い人だけに効果があります。水素の効果はいろいろありますが、血流増加が主因であると思っています。眼科は、唯一血流を簡単に見れる科ですので、その特性を生かして、皆で水素のメカニズムを確かめましょう。ご質問のある方はk-atsumi@c-e-c.or.jpにお願いします。