9月2日、3日山形市のやまがた県民ホールにて第95回日本眼光学学会が開催されました。名古屋から山形に行くには飛行機が早いのですが、2便いずれも午前中発で、金曜日の外来後出発するには、無理で、東海道新幹線、山形新幹線に乗り継ぐと4時間40分かかります。

 眼光学学会の理事をしておりますので、18時半迄につかないといえません。ぎりぎりでした。

 学会場のやまぎん県民ホールは、2001名の大ホールで、2019年にオープンしましたが、コロナ禍でほとんど使われず、米沢織の赤い座席、天童木工の木のぬくもり、木の香りがする素敵な施設でした。音響も素晴らしいようです。

この学会は、眼科医、視能訓練士、工学系研究者、企業の研究者が集い、情報を交換するとても貴重な会です。

 基調講演出、「有機EL照明の最前線」を山形大学の卓越研究教授である木戸淳二先生の講演を聴き、眼の疲れるLED照明を眼の疲れない、自然な光と同じ有機LEがいかに優れたものであり、山形がそのメッカであることを初めて知りました。しかし、日本の照明メーカーは力がなく、製造ラインで5000億もかかるので、手も足も出ずに、韓国のサムスンなどの独壇場になっているという残念な話を聞きました。

それを打破するため、3Dプリンターで製造工程を作ると10分の1や20分の1でできるため、今はその研究をやっているとのことでした。LEDと比べると確かに色の見え方が太陽光のもとと同じで皮膚の赤みもよく見えます。医学、ショウウィンドウ、寝室の照明に最適と思います。将来的には,薄く曲げられるELは何にでも使えます。今はまだ値段が高いですが、世界をリードする研究がありながら、日本企業が生産していない現実をどう変えてゆくか、見守りたいと思います。

私の発表に関しては、明日報告します。