本日の、羽鳥真一モーニングショーの玉川徹が最新治療を尋ねるで京都第2日赤病院で脳死後の生存率や副作用や後遺症を防ぐための高濃度水素吸入について放映していました。途中で車を降りたので最後までは視聴していませんが、これは、東京医科歯科と慶応大学と共同でやっていた2重盲検で調べた先進医療Bの話です。
コロナ禍で救急医療はひっ迫し、やむを得ず研究は早 期に終了しましたので、目標症例数(300例)には到達せずに水素吸入療法が有効か否かをはっきりと 示すには至りませんでしたが、今回の結果(73人)では90 日後の生存率は、従来の治療(体温管理療法)で 61%なの に対し、水素吸入療法により 85%に上昇、また、後遺症なく回復した人の割合も 21%から 46%に上昇することが統計学的に確かめられました。水素は人体に害がなく、 この臨床試験でも水素が原因と考えられるような副作用は観察されませんでした。実用化す れば多くの患者を救命できると考えられます。 (この研究結果は 2023 年 3 月 17 日(日本時間)に eClinical Medicine 誌で公表されています。)
我々は、眼科として、網膜血流を見ることができるので、緑内障、加齢性黄斑変性症の患者さんに水素を吸入していただいています。
1分間に1200mlの水素と600mlの酸素混合ガスを吸入させています。OCTA画像で水素前と30分水素吸入後で網膜血流が増えることで、水素の効果を実感されます。