ようやくOCTAが導入され、高濃度水素30分吸入前後の視神経乳頭周辺の血流と黄斑周辺の血流を検討しています。

NTG(正常眼圧緑内障)の場合、視神経乳頭周囲の血流が悪く、水素を吸入した後は、明らかに血流が増えています。一方、POAGの場合は、視神経乳頭周辺の血流は増えず、黄斑周辺の血流が増えます。これが、血流変化による、NTGとPOAGの鑑別になる可能性があります。

黄斑疾患では、血流が悪い部位にはヒドロキシラジカルがたくさんあるのでしょう。30分吸入前後、血流が悪い部位の血流が増えるのであれば、水素吸入で、血流増加をきたし、その部の視機能が上がる可能性があります。

先日も、虚血性視神経症の患者さんのOCTAを診て、30分吸入前後のOCTAの予約を取りました。

OCTAは血流や閉塞をみるだけでなく、治療の可能性が判定でき非常に有用な検査だと思います。