水素は不思議な元素です。最も小さな原子であり、分子です。

コンクリートでも突き抜けていきます。高濃度の水素1200ml/mを湿疹や、アトピーの皮膚に当てているだけで、10分ほどで、赤みが引き、痒みが収まります。角膜に吹き付けるとドライアイがよくなります。

難聴の人に、イヤホン状に注入すると数日で耳の聞こえが良くなります。マウスピースに水素を注入すると口臭が取れますし、歯周病もよくなります。

 直接的に患部に吹き付ける方法と、吸入により、全身に水素を回す方法とあります。また、水素水も異なる作用機序があるようで、成長ホルモンを分泌させたり、皮膚症状には電極を湯舟にいれることにより、皮膚疾患の治療に良いと言われます。

 吸入の場合にはより高濃度の方が確実にヒドロキシラジカルが多い部位に働き、ヒドロキシラジカルを水にして血流を増やしますが、局所の場合は、どれぐらいの濃度、吸入量が最適なのかは未だ不明だと思います。

 癌、血流閉塞を伴う疾患、膠原病、糖尿病、慢性炎症、免疫疾患ありとあらゆる疾患に効果があるのは、血流改善と抗炎症効果が主因と思われます。

 直接血流を見ることができるのは眼科だけです。OCTアンジオは非侵襲で簡便に検査ができ水素の効果を判定するのに有用な検査だと思います。

 今後、眼科疾患で水素の効果をきちんと実証したいと思っています。