このゴールデンウィークは仕事三昧でした。

 9月の眼光学学会(正常眼の網膜血管密度)、緑内障学会(緑内障眼ン網膜血管密度)、10月の臨床眼科学会(加齢性黄斑変性症と網膜血管密度)と3演題ようやく登録できました。

 3年前のコロナ禍以降、全く演題を出さず、学会もほとんど出席せず、渥美もようやく、おとなしく、学会から足を洗ったかと皆さん思われていたと思いますが、高濃度水素に出会い、再びやる気が起きてきました。

 何故なら、こんなに、すごいものがあるのに、眼科医は見向きもせず、標準治療だけを守って同じようにやっているのですから、おかしなことです。

 ただ、皆さんこんなに良いですよ。といくら言っても実績を出さないと理解してもらえません。

 私は水素が抗炎症、抗酸化、抗腫瘍、抗血栓、抗アレルギー、代謝促進等、どんなものにも効く理由は血流促進にあると思っていました。血流をよくするのが、副交感神経優位になるからは、あまりにも弱すぎます。ようやくわかったのが、ヒドロキシラジカルがあると血管が収縮して血液が流れにくくなる。それが、水素と結合して水となって排出され、ヒドロキシラジカルがなくなるとNOの働きで血管が拡張して血流が悪くなる。病気のある所には必ず大量のヒドロキシラジカルがあるということです。であれば、血流が良くなることを証明すればよいのだと気づきました。

 血管は皮膚の下にあるので、直接血流を見るのはなかなか難しく、爪の下の皮膚が血流を見るのに適しているので、吸入前後に血流の状態を血流スコープで患者さんに診てもらい、納得してもらいましたが、眼科は網膜が直接見えるのだから、網膜を見ればよい。ではその方法は、ということです。

一般的にはレーザースペックルフルオログラフィーがあるのですが、これは研究用です。皆が使えるものはないか探すと、最近のOCTアンギオはとても性能がよいものがでているということで、それを借りて、30分水素吸入前後のOCTAを調べてみると、驚くべき変化がでて、これだ、と思いました。

網膜血管密度は絶対値ではないですが、前後の比較であれば、よくわかります。さすがにお値段が高すぎて手が出ないのですが、これは、どうしても必要だと思い、清水の舞台を飛び降りるつもりで購入しようとしましたが、半導体不足で5月下旬にしか入りません。検査は、借りた機器で行いましたので、症例数は少ないですが、それでも有意差がでます。

かなりのことがわかってきました。皆が水素のことを理解してもらえれば、世の中変わると思います。

 学会での反響が楽しみです。眼科は水素の研究が最も遅れていましたが、最も、検査がしやすい科でもありました。

 内科の先生も、コロナ後遺症やワクチンの副反応の治療や検査にOCTAを使ってください。脳に微小血栓があるのであれば、眼底にも微小血栓があるはずです。眼科とタイアップすれば、いろいろなことがわかると思います。

 水素も高圧水素(1.92気圧)でパーキンソンやアルツハイマーが治る時代です。癌の治療だけに用いるのはもったいないです。高血圧、糖尿病、腎疾患、アトピー、免疫疾患治せる病気はやまとあります。