昨日、東京大学伊藤謝恩ホールにて、交差水素医科学研究会主催 第3回セミナーが開催されました。昨年はコロナ禍で参加人数を100名ほどに絞って開催されましたが、今回は、台湾からの招待講演もあり、参加者は300名ほどで、非常に活況な会となりました。前回は、水素が本当に有効なのかどうかを確かめるために参加しましたが、今回は、1年経過して、水素の効果を自分自身も、多くの眼科疾患の患者さんも実感していますので、また、見る目も変わります。
ただ、どうしても癌患者中心の演題、1)台湾における水素分子の臨床研究、2)標的薬物によって誘発された肺腺癌患者の皮膚副作用に対する分市場水素ガス吸入の影響、3)整形外科疾患治療と栄養の深い関わりと水素のお話(ランチョンセミナー)、4)滞在型リトリートにおけるがん治療、5)免疫療法で手術が不要になる時代の到来?、6)次世代の医療・水素の可能性、7)ステージ4の咽頭癌を水素を含めた免疫東郷治療で克服した事件例について(パネルディスカッション)で、水素の抗酸化作用、抗炎症効果、免疫増強効果で、私が眼科疾患で最も重要視している、水素の血管拡張、血流増強効果に対しての講演がなかったのが残念でした。
それに関しては、来年のこの会で、全身の中で唯一血流を直接見ることができる網膜を使って、血流が増えるメカニズム、視神経繊維束菲薄化部位の血流低下と、水素吸入によって網膜血流が増えるデータ、網膜疾患の浮腫部分や網膜血流低下部の血流増加データをご紹介したいと思います。
今回も、水素やビタミンなど自然にある物質は薬にならないため、日本では治験が困難な現状が報告され、1つ1つは小さな力でも、多くの施設でかなりの症例を集めて、大学病院などに治験を行ってもらう方法、あるいは海外で治験をやってもらい、認めてもらえば、逆輸入できる、いびつな厚生行政に対する批判と、それを利用する方法などが討論された。
また、これまでは、手術不可能なステージ4や医療から見放された患者さんに対しての水素治療がメインでしたが、最近は手術可能であっても1stチョイスで水素療法と免疫療法で治癒出来る症例が増えており、本庶佑 先生の「21世紀のがん治療の1st choiceは免疫療法になる」という言葉が実際になりつつあります。
パネルデイスカッションでステージ4の咽頭癌を水素ガスを含めた免疫療法で治した日本赤十字社熊本健康管理センター名誉所長のの小山和作先生が、医者は自分自身が生死にかかわる疾患に直面すべきであるという主張は、パネルディスカッション5名中3名が癌を克服したドクターですので、説得力がありました。患者の気持ちを理解して、よりそう姿勢が大事ですね。
