松阪牛、神戸牛、飛騨牛、いろいろ、ブランド牛はありますが、私が一番好きな肉は、近江牛の赤身です。

松阪牛や飛騨牛のサシの入ったロースはとてもおいしいですが、年とともにくどくなってきます。しかし近江牛のロースの脂はしつこくありません。また、赤身の美味しさは格別です。

ウチヒラは赤身に少しサシが入り、一番好きなところです。

何故、これほど、近江牛に惹かれるのかと不思議でしたが、その理由がわかりました。サカエヤの新保さんは、近江牛の種牛は、但馬系と宮崎系に分けられるそうです。宮崎牛はサシで有名で最近では日本一の称号をよくとっています。

一般的には和牛はサシの脂でA5とかの等級が決まりますので、サシの多い、宮崎牛が近江牛の子牛として育てられることが多くなっているそうです。そうなると、霜降りを競うだけの肉になってしまいそうです。本来近江牛は但馬牛の子牛を育てて近江牛にしていたのですから、本来の近江牛は但馬牛を近江で育てたものではないでしょうか?但馬牛は赤身が美味しい和牛として有名です。名古屋でも最近は近江牛がどこでも買えるようになりましたが、サカエヤさんの近江牛と他で買う近江牛の味が違うのは、もちろん、新保さんの腕が一番大きいですが、但馬牛を育てた近江牛を守っていることにあるのだと、ようやくわかりました。