矛 (ほこ) と盾 (たて) とを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」と誇ったが、「それではお前の矛でお前の盾を突けばどうなるか」と尋ねられて答えることができなかったという「韓非子」難一の故事から来ている言葉で、道理があわないの例えです。
最近のニュースをみていると、同じようなことがよくあります。
ワクチンは絶対破棄するな、順番が違っても、そこにいる人に打ちなさいと言いながら、キャンセルのワクチンを打った人が、町長などの有力者であれば。非難されます。無論、あらかじめキャンセルがあった時にどのような順番で連絡するかを決めていれば、さらによかつたでしょうが、小さな組織では、そこまで、気が回りません。
すると、残ったワクチンは廃棄されます。
人の命は地球より重いと言いながら、大勢の人が、戦争やコロナでなくなることを放置しています。実際、平時と戦時では、命の代償は異なります。
世の中矛盾だらけですが、匿名性のSNSを使って人への非難を聞いていると、日本人の謙譲や思いやりはどこへ行ったのかと思います。
人を非難するより、自分が人のために何ができるかを考えたほうが良いと思いますが、いかがなものでしょうか?