2050年には世界人口の約50%(約50億人)が近視を有すると言われていると言われている、特にアジアに近視が多いのは、以前から指摘され、中学生ではすでに50%以上が近視である。近視の発症には遺伝と環境が言われており、身長が伸びるとともに、眼軸長は伸びます。食生活特に、乳児の栄養が眼軸長を伸ばすことがわかっています。母乳だけより母乳プラス人工乳の方が身長を伸ばすことがわかっています。
近視は遺伝ということは以前からわかっていましたが、通常の近視と高度近視、高度近視までは視力はでますが、病的近視と言われる場合には視力が失われます。すべての高度近視が病的近視になるのではなく、どのような近視が病的近視になるかどうかが遺伝学的な検索からわかるようになりました。現在、病的近視で新生血管が存在する場合、抗VEGF抗体で一時的に視力を回復することができますが、実際にはその後の経過を観察すると、やはり視力低下から失明することがかなりの割合であります。
それでは、強度近視から病的近視になるかどうかを判断できるかですが、近視患者のCCDC102B遺伝子を調べることにより、病的近視にんるかどうかが判定できるようになりました。今後はCCDC102Bを調べることにより強度近視患者の失明予防も可能になる可能性もあります。