我が家では7歳のコーギーのクララを飼っています。
昨日、BSで3部に分かれた、犬や猫を家族に迎える「家族になろう」という番組をみつけました。人と、動物のかかわりを考えることができる番組でした。1部は仕事で見れなかったのですが、2部と3部は見ることができました。2部は英国と台湾の現状を紹介していました。
英国では、老人でも犬を家族として飼えます。日本では高齢者は自分の寿命が先に尽きるかもしれないので、その後、犬の面倒をみれないということで、飼うのを我慢している人が多い。
一方、英国ではお年寄りでも、自分が亡き後、あるいは、世話ができなくなる状況になったら、引き取る契約で動物愛護センターから、犬や猫を譲渡してもらい飼うことができるシステムがあるようです。勿論、厳しい誓約書をとうようですが、また、動物ポリスがいて、動物虐待や野良猫や野良犬がいるという通報があるとかけつけて、救助したり、閉じ込められるている犬の救出をするという、組織があり、獣医師、警察と連携し、虐待の飼い主を罰したり、買われていた動物を引き取って治療し、保護して新しい飼う主を探すシステムがしっかりしているようです。さすがに、クレイト・ブリテンとして世界に君臨し、女王がコーギーを飼っているだけに、ぺットを家族として迎える歴史を感じさせました。
一方、台湾は2017年犬猫の殺処分0を達成した理由を放映していました。それまで、年間16万頭の殺処分が行われていた実情が映画化されたり、動物愛護センターで動物を殺処分していた獣医師が動物を殺すために使っていた薬物で自殺した事件などで、全国的に殺処分0の運動がおこり、地方別の殺処分の数を公開させ、その数が多い地方の議員が落選させられ、政治家が動き2017年に殺処分0が達成されたようです。
保護するだけでは、保護センターが過密して、どうにもならないので、ボライイティアや獣医師たちが、それぞれの動物病院で保護犬を、預かり、一般に人に譲渡したり、ドッグカフェにようなところで、躾の行き届いた保護犬を譲渡する活動が、広まったようです。
また、学校で犬を飼い、子供のころから犬との付き合い方を学校で子供たちに教え、皆が犬とのかかわりの中で、成長する様子を放映していました。
これは、本当に大事なことで、犬を家の中で飼っている人であれば、犬が家族ということはわかりますが、犬を飼ったことがない人たちには、犬とのふれあい方がわからず、距離を置く人たちがたくさんいらっしぃます。
番組内で糸井重里さんが言っていましたが、日本で各学校で犬を飼うことは現実的ではないかもしれないけれど、交通安全の教育を学校でおまわりさんがやるように、動物愛護センターから、獣医師さんたちが、保護犬を連れて学校を回り、犬とのふれあいの仕方、犬と人間の関係を勉強するということは動物愛護や虐待にに対する教育として素晴らしいことだと思います。是非、日本でもこのような教育が行われることを望みます。
第3部では、ブラジルでの路上生活者と犬とのかかわりでした。
自分たちの食べ物が十分でない人たちが、犬の餌だけは何とかするという風に、とても強い繋がりがあるという話でした。
人は人を見た目や職業で差別するが犬は全く関係なく、その人が自分のことを好きが愛しているかで判断する。人と犬が対等の関係で家族になっている。
その結びつきに注目した、スノーデンの本を書いた人がホームレスの人を雇って犬の保護センターをつくり、野良犬や病気の犬をそこで保護する活動をしていました。考えてみると、老人もホームレスの人も社会的弱者です。その人たちこそ、家族としてのペットとして犬が必要なのかもしれません。
現実は、全くそうではないし、動物虐待や、自分の都合でペットを捨てる人たちの多い日本ですが、何とか、人に優しい、動物に優しい世界にするため、子供のころから犬や猫と擦れる機会を学校や地域で開催してほしいと思います。動物にやさしくすることができれば、人に対するいじめもへるのではないでしょうか!